元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
ダウンを洗う
 洗うシリーズ今度はダウンコート。
しかもロング丈なんだが、重かろうなぁ…。
 だがもはや私に躊躇はない。(ウールのコートとかはやらないけど。)
乾かし方さえ失敗しなければ、ダウンも家で洗えます。そのはず…らしいよ。
 どうもねー、2シーズン程クリーニングに出したにもかかわらず取れてない染みが合って、毎冬微妙な気持ちにさせられていた。
洗いたてなのに、汚れものを着ているような感覚。
もういい、自分で洗う―!(; ・`д・´)

 と言うわけで、浴槽に湯を張って重曹ドバーっ。
シミ部分と袖、首周りを徹底的に洗ってから、後は通り一遍湯の中でジャブジャブ。
…うわぁ…得体の知れない茶色い液体に…。(;´Д`)
 まさか色落ちではないとは思いますが、基本的にタンパク汚れが落ちてるはずですから、まぁ妥当か。

 さて問題の乾かし方は、遠慮なく脱水機にかけて、ひたすらヨレを戻して風通しの良い所で陰干し。日が落ちたら、室内で扇風機当て一晩。
失敗するとダウンがぺちゃんこになるらしいが、相変わらず賭けよね。
 洗う時に中まで水を通してはならない、押し洗いのみとか書いてましたが、んなもん、通るっつーの。押し洗い程度でこの汚れが落ちるもんかっ。

 さて翌朝確認してみましたが、全然ふっくら綺麗に仕上がりました。…何だったんだ、色んな所で読む警告の類は…ってくらいにあっけなく。柔軟剤すら要りませんでした。
シミも取れたし、これは次からもいけるなぁ。
 しかしたった一冬で、あんなに水が汚れるってちょっと怖気がしたわ。
ダウンはそんなに汚れない…ってどこかで聞いたんだけど、どういう基準なんだろうか。
 何事も自分でやってみると驚きの事実が隠されてるもんだね。
11をさがして

 ディスレクシア(難読症)の少年が主人公と言う珍しいお話。
それが故に屋根裏部屋に隠されていた新聞記事が読めず、そこに載っていた幼い自分の記事に疑問を持ち、自分の出生の秘密を探ると言うものです。
成程なぁ。
 しかしこのディスレクシア、ディスクレシアありきのストーリーなのか、ストーリーありきのディスレクシアなのかよく解らず。
 この設定が一番意味を持つのは最初の『新聞記事(謎)が読めなかった』部分くらいで、あとは流れ位にしか感じられず。
ちょっとグッとくるなぁと言うのは、ラストの辺りで『読めないけど、書けないけど、伝えたい事があるんだ』と言う持っていき方くらい。これ自体も正直、ちょっと…弱い。
 何せその気持ちは十分、他の行動や人との関わり合いで伝わってくるから。
 謎自体も結局はいわゆる『大冒険』的な展開になるわけでなく、あくまでも本人の中で本気で悩んだ大事件ではあるのだけれど、小さく収まってしまう話で、心の揺れ動きで繋いでいるストーリー展開。

 むしろもうひとつの軸である主人公と親しくなった少女との友情物語の方が気持ち良く、こっち一本で煮詰めてくれた方がすっきりしてたかも。
 まぁ少女に話しかける理由も謎が原因なんだけど、最初にあらすじで屋根裏部屋の謎が強調されてたもんで、そっちを膨らませて考えてたから、盛り上がりに欠けたんだよね…。真相が解った時の肩すかし感も加えて。
 それからそれを押しのけるくらいに、少女のキャラが良かったとも言える。
イラストも魅力的に描かれているし、言動や絡み合い、すべてがこの二人のハッピーエンドを願ってやまない魅力的なものでした。 謎は置いておいて、二人の友情を噛みしめたい一冊。
ナガサレール イエタテール

 東日本大震災の津波で家が全壊と言う憂き目にあわれた作者さんの実家。
そこからなんやかやで再び同じ地に家を建てるまでを描いた漫画です。
 この上、実家の家族は次々と認知症だの癌だのになる中、不思議とこの人の漫画は明るいんだよね…。強いわ。
 
当時の様子や、そこで頑張る自衛隊やボランティアの方々の頼もしさや、普段と違う厳しい環境の中で日常と違う一面を見せる住人達。
経験は何にも勝るリアリティを伝えてくれます。
 しかし何よりも怖いのは家の中まで津波が襲い、流される所だな…。怪我人のご老人も含め、よく助かった。
 
 この暗いテーマをここまでやる気と勢いで明るく描けるのは作者さんの性格と力量だと思う。割と前から読んでみたかった一冊でした。
夜の神話

 不思議な印象。
神様が美しい青年姿で出てきて、今時かと思いきや、作風は素朴だったり、それでいて主人公の醒めた感性なんかは現代っ子そのまんまだし、でも出て来るもの自体はどこか古臭い印象を漂わせていたり…。
このいろんなものを集めて混在させているような不思議な印象は何だろう?
 『今』の中には、最先端もあれば、古く残っているものも有る。いつもはそのどちらかにだけ焦点を絞って考えがちだけど、どっちもあって『当たり前』が本来なんだよね…。

 象徴するようにこの本のストーリーは、田舎に越してきてご機嫌斜めの勉強は良く出来るお子様が主人公なのだけど、彼はのっぴきならない事故を間近にする事となる。それは、原発事故―。
 一方で主人公は、虫や動物の死に対してあまりにもドライだったため、神様から何のつもりか『サトリ薬』と呼ばれるまずい団子を食べさせられるのだけど、以降、薬の効果で動物や草花の声が聞こえるように。
 人類の科学の最先端、強力な原子力の問題と、原始的な神や自然の力。
その両方がいきなり少年の目の前に提示されるわけだけど、なかなかハードな衝撃が多いです。

 まず、虫たちの声が聞こえる故に、クラスメイトが昆虫採集で取る虫たちの断末魔を聞く羽目になるし、原子力発電所に勤めるお兄さんから青い炎が噴き出している(被爆している)のを見る。
 メルトダウンしそうな原発や、人の命の助けを神に乞おうとするが、神(ツクヨミ様)は人の治世に基本的に興味はなく、扱えない青い炎(原子力の象徴らしい)を使い始めた人類が悪いと言う。
人は赤い炎はなんとか御してきたが、青い炎はかつても人類を滅ぼしたと―。
 ここら辺でちょっとだけムー帝国の件があって、これだけは蛇足かなぁ…と思うのですが、神にも思う所があると言うエピソードなのでしょうか。
 神様の視点は大きすぎて、本来は人間の善悪とはずれてもおかしくないですよね。これが別に冷たい神様と言うわけではないんです。むしろ…悩む所は人間臭いくらいかな。

 この時点で実は主人公の体は別の魂に奪われていたり、自身も大変な状態なのですが、サトリ薬のせいなのか、冒頭の彼からは考えられないほど、自己の欲に走らず、誰かを救いたいと言う一心だけで行動し始めます。
そのがんばりが届いたのか、なんとか事件は収束するのですが…。
 被爆したお兄さんは助からないとか、こんな大事件があったと言うのに、原発はまだ安全だと言われ続けているとか、空しい終わり方もします。
 希望は、少年の心持ちが変わったおかげで、この田舎にも友人が出来た事とか、父親が原発の仕事を辞めた事とかかな。

 和風なファンタジーでいて、扱う問題はどこまでも現実的。
ちょっと変わった気色に思えました。
 作者さんはこれ系のシリーズで有名のご様子。今はまだ手を出す予定はありませんが、モチーフとかは好きです。
意外と初めて使ってみる
 メラミンスポンジ。
…擦るのってどうよと思っていたけど、考えてみたらそれよりもひどいサンドペーパー使ってますがな。(蓄積された汚れにのみですけどね。)
 まぁ普通の掃除で擦る系は見向きもしてなかったんですが、風呂場の一部に不思議と高濃度のクエン酸でも落ちないウロコがありまして、白いわけじゃなくピカピカなのになんか水滴模様に乾く…と言うもやっとゾーンがあるのですね。
これを南無三と思いつつ擦ってみました。
 …肝心のウロコ部分はよく解らんが、そうじゃない部分はまぁピッカピカ…と言う気がする。

 100均で買っただけでも大量のメラミンスポンジなもんで、ついでだから他も擦ってみる事にしました。
―どうせなら浴槽を丸々磨きたい☆
 普段の湯上り洗剤なし掃除、たまに洗剤あり掃除で表面上つるつるだけど、どうもくすみが見えるのよね。石鹸カスと言うやつらしいんだけど、もしかして取れるかも…とやってみたのですが、あら、いいね、これ。
やってみると曇りが取れて一枚皮がペロンと剥がれたみたいです。
 腕はだるくなるけど、洗剤使わないから手も荒れにくいし。(荒れるのは荒れるよ。長時間の水作業は何でも。)
 何よりも汚れの激しい所はすぐにスポンジが摩耗して消えてなくなる、そうでない所はスポンジが減らない、とある意味視力の弱い人間が裸眼で掃除しても感覚で汚れ落ちが解るのが良いな。(ぇ)
たまに使ってみるのもアリですわ。

 しかしまだまだ大量に余ってるんだけども、これ水場以外に使いどころが見出せんわ。
トイレと台所と…食器。ぐらい??