元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
先生、ワラジムシが取っ組みあいのケンカをしています!

 『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』の続編。
相変わらずの大学生活。
こっちも肩の力を抜いて読みました。
もう前の一冊でどんな感じか解ってるもんね。

 今回はそんな中でもフィールドワークの中身が面白くて、モモンガの巣箱に透明なプラスティック、と言うのがへぇ~、と感心した。なるほど、観察しやすいな。
 しかし学生たちが割と幅を利かせるこの続編ですが、学生たちの先生(著者)に対するコメントが笑えた。
『先生は今まで梯子から落ちた事が無いと豪語した―と同時に落ちた』とか、吹いた。(そして今のは4段目くらいからだから落ちたカウントに入らないとか、落ちそうになったら今の様にするんですよと誤魔化したとか。学部内の和やかな空気が伝わる。)

 タイトルのワラジムシは、実際に取っ組みあいをしたんだそうです。
興奮して奥さんに報告してつれなくされる所もまた良し。(奥さんも動物行動学の研究をしていると言うのに。)
 驚きや笑いの絶えない環境の中で、気になった事をとことん調べてみる。その結果分かった珍しい事。それが学術的でもあったと言う、むしろそれがオマケみたいな生活の話です。
 知り学ぶ事が楽しさであると言うのは、素敵な事だ。
無事リメイク完成
 革バッグの持ち手を変えてみました。
重いものを持つ事が多いんですが、てこの原理か遠心力か、バッグが体と言う支点から遠ければ遠いほど、荷物が重く感じる…。 なのでショルダーを取り外し。
かなり短めのハンドルにしてみました。

軽い、軽いよ!荷物が軽いよ!(T▽T)

 まず色味が想像していた以上に合わせられて良かった。(結局、遊ばずに同色にした。)
選ぶ時にバッグと同じ色の名前の革もあったんだけど、長らく使用している分、革の色は濃くなっているわけだから、それを見越してちょっと濃いめのやつを注文したんだよね。これが正解だったわ。
 シルエット的にはバッグだけで見た時、バランスがちょっとおかしいんだけど、持ってみると実にちょうどいい位置にバッグを持てる。
うん、これもあとひと踏ん張りには十分仕上げられたと思います。

 実際に次のカバンをいつ見つけられるのか、この二つの革バッグを超えるものがなく延々使い続けているかは不明だけど、機嫌よく新しいカバンを吟味しながら、これまた機嫌よく、現役バッグを愛用していけます。
 いつもはカバンをダメにして、ろくな吟味もなく即買い替えてるからなぁ…。この余裕が嬉しいわ。

 久しぶりにバッグチャームとか付けてみようかな☆
幕末三百藩古写真で見る最後の姫君たち

 伝記物語の中でも実際に写真で見れると言うのが面白そうで。しかもそれが華麗なる姫君たちですよ。

 幕末との事で着物、一部洋装に身を包んだお姫様たちを眺める事が出来たのだけど、モノクロ写真が多いせいか、意外と着物は地味に見えた。
もっと簪やら何やら飾り立てているのかと思ったら…。(洋装は走りだったのかごてごてしてるけどね。)
 まぁ武家の娘という事で質素な部分もあるのかもしれない。
 何よりも皆…小さくて華奢だねぇ。着物故に強調されたなで肩のこじんまりした所や、薄い正座の厚み。まぁ日本っぽいわ。羨ましくもあり、逆に貧相にも見える。
 実際に見てみると空想の世界とは違い、当然生身の人間で、身分がお姫様と言うだけだから、おそらく身のこなしや品位は素晴らしかろうが、持って生まれた器量が絵に描いたようにお姫様かと言うと全員がそうではない。
 何と言うかこれは想像だけど、育まれてその雰囲気を内から醸し出してる様な外国のお姫様たちと違って、日本のお姫様は一見庶民と変わらないんだよね。
ハッとして美人だ、粋だと思うのは、元芸者とか、確実に玄人さん。(そこから縁談で姫君となるパターン。その手の美人母から生まれている娘も華やかな感じ。)
 この時代、武家の娘と言うものは、ちやほやされるのと対極にあるような、立派であれ、方々の見本であれと、お飾りの姫様然とした育てられ方はしていない様な気がする。
どの写真もふわふわした感じが無い。(この時代の写真は…カメラの前でずっと動かずにいた時代かな?そのせいで無表情気味という事も有ろうけど。)
 かろうじて少女である姫君たちが、幼いながらすました顔で一生懸命お行儀良くしている所が、身分の高さを享受している存在だと感じさせてくれるかも。

 何にせよ、ここに載せられたお姫様たちは、後世、立派にお家と子供を守り、夫に遣えと、芯の通った女性たちばかり。
写真で見ると、血の通った分だけ、物語よりも現実的なお姫様たちの生活が偲ばれます。
私たちが『お姫様』と言う単語にファンタジーを抱きすぎなんでしょうけどね。
 眺めていて楽しい本でした。
次なるターゲットは
 と言うわけで最近は掃除と整理整頓をお休みしつつ、代わりに諸用品のメンテに励んでいるわけですが、向き合うお相手、今度は靴。
 うーん、一生付き合っていくつもりのメーカー靴の中敷きが、擦れて穴空いてきたのを発見。
今そこの靴は歴代3代目で2足保持中なのですが、中敷きは確かに一度交換した。
が、今度も中敷きを交換するのか考えた時、そろそろ外側がどうかなぁ、と言う感じ。
 いや、へたれてはいない。
でも最初に買った時は、デザインや見た目でなく履き心地の感動のみでチョイスしたから、そろそろデザインでも選び直して良いかもしれない。
 あとシリーズライン的に、もう一足の方のラインの方が自分の足にはより合っていると解ってきたので、そちら一本に絞っても良い。
堅実に同ライン色違いにするか、片方は遊びのため、気分で選ぶか―悩むぅ~…。幸せな悩み中。(´ー`)

 まぁ、とりあえず一回洗って具合を確かめつつ、次の新コレクションが出るまでは騙し騙しいく感じでいいかな。
 最近このメーカーも、不定期でたまーに、カラーオーダー出来る時期があると知って、ざわついてます。うわ、何それ。最高か。
その時期を狙いたい気もするが、同時に自分のデザイン力が信用ならんと言う思いも強い。色彩感覚若干ズレてるからなぁ…私。(苦笑)

 とりあえず所感。
最近物を洗ってばかりいる。(´ー`;)

 所持品ってじっくり見直す機会を得ると、時間経過と共に色々な粗が見えてきて、気付かなきゃ幸せに付き合っていくのに…と思う気持ちもあるのですが、早めに対策出来るチャンスと捉えると、挑むべきだよなぁ。
 しかし整理整頓→掃除→物自体のリペアと段階踏んできましたけど、振り返ってみるとなるべくしてなってる流れ?
これであとDIYと裁縫のスキルがあれば…っ。
オリガミ・ヨーダの研究レポート

 海外の児童向け。
なんで選んだかって、このタイトルの謎さだよ。
 折り紙で折ったヨーダ(スターウォーズの)が、予言をすると言う謎のストーリーで、そもそもその折り紙自体…表紙を見る限り、くしゃくしゃに形付くられた態。
 か、海外って紙を『くしゃっと握ってアルミホイルみたいに形を作っても』『切っても』『貼っつけても』、材料が紙であれば折り紙の内との事で、ちらっとは聞いていたけど…酷くないか?
 一応本の中にヨーダの作り方が載ってあって、それはちゃんと折り紙だと思うんだけど、絶対表紙のと違うよ…。(表紙のは『握り紙』が混じってると思う。)
 まあ色んな謎が頭を渦巻いてしまったので、読んで色々確かめたい。

 最初は折り紙の折り方の本かとさえ思っていたのだけど、ちゃんとお話になってました。
ヨーダが予言すると言うのは、冴えない男子の中でも特に冴えない男子にさえ仲間から外されがちな少年(卑屈ではなく、変わり者)が、折り紙のヨーダを指に付けて、「ヨーダは何でも知っている」と裏声使ってクラスメイトの悩みにアドバイスをする。
 勿論主人公たちはバカにしているんだけど、それが意外と当たっていたり、良い事を言っていたりして、果たしてあのヨーダの予言は本物かどうかと(嘘ならいじめてやる的なものも含めて)、皆で調査する事にした。
それが『研究レポート』。
 まぁ確かにヨーダの腹話術師である彼は、腹が立つくらいヨーダを別人格として振る舞い、声色を使い、変な喋り方、と徹底している。
 日本の映画では反映されてないけど、ヨーダって原語じゃ区節を入れ替えて喋る独特の話し方なんだってね?(花が咲いたよ→咲いたぞ、花がとか。これを長文でもやるから意味が取りにくいんだそうで。映画では文章と違い意味を取りにくくなるから、普通に直した…とか書いてあった。)

 しかしこの変わり者少年は根性がある。
卑屈じゃないばかりか、必要とあれば年上の筋肉いじめっ子にだって勝とうが負けようが腕力で挑むし、ただその言動は超コミュ力不足がたたって誰にも理解されていないだけ。
 ヨーダを通した事で初めて彼の深い洞察力や機智が発露されたんだろうね。(まぁヨーダの予言もまだ解りにくいっちゃ解りにくいが。)
 複雑なのは、いくらヨーダが良い事を言っても、彼自身はヨーダのいう事は聞かず、本人の好きなようにしか振る舞わないってところ。
終盤、「お前自身がヨーダのアドバイスを聞けばマトモになるのに!」と言った主人公の言葉に考える所があったのか、スイッチを切り替えたみたいにマトモに会話するようになった。…こいつ…素のスキル絶対高けぇよ…。
(なお、変人をものともせず彼に救われ彼の良い所を見抜いた素敵な彼女まで出来る。変人の内からの事で、これはナイス。)

 最終的には、ヨーダ―と言うより彼の信念を汲み取った主人公や周囲の人間は、より的確なアドバイスを基に、成長と今より少しは生きやすい学校生活を手に入れた流れで終り。
うん、ファニーな話だけどホッとするな。

 巻末で知ったのですが、この折り紙のヨーダ、実際にむこうではスターウォーズ好きの子供たちの間で大人気で、各自オリジナルでヨーダを作り上げて、その数だけ折り紙のレシピがあるそうで。
競って披露し合うので、なるほど、表紙のも、中に書いてる少しまともなヨーダも、そう言う背景のもとに出てきたのね。
 これはあちらの文化や流行を知っていなければとっつきにくい事でした。
 なおこの本、続刊があるようですが…どうなるんだ?ちょっと気になる。