FC2ブログ
  
元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
それゆけ!マル廃ゲーマーズ

 えらい古い本なのですが、谷山浩子さんが書いているゲームについての本。
タイトルから漂うマニア臭…。
 今となっては不思議には思わないんだけど、この人結構ゲームマニアなのよね。
ビデオゲームに限らず。
PC通信黎明期にTRPG…って筋金入りだわ。
 勿論ウィザードりーも。
 改めて(勝手に)ウィザードリーに捧げた歌、最後の方に呪文まで入ってるらしくて、再び確認した。素敵やん。

 ツアー中にスタッフでやるオリジナルゲームの話も面白く、今更ですがモノポリーのルールを今これ読んで知ったよ。
ニヤニヤしながら読んだ。
詐欺師の楽園


 要所要所でこの人の名を見かけるのだけどちゃんと読んだ事は…あるはず。(あった。『不思議な石のはなし』)

 翻訳ものではピンとこなかったのだけど、この人本人の博識な色々な話は面白いわ。
中世のヨーロッパあたりを駆け巡る詐欺師たちの逸話です。それらを当時の社会システムや民族間の摩擦、事細かに詐欺の手口とその犯人本人の生き様を解説してくれるのですが、これが面白い!
ただの一ページを読むにも溢れる含蓄で、学がある人ってのはこういう人だよなと言う思いなのですが、その上語り口調(文章)も鮮やかで嫌味がなく読みやすい。
 いいなぁ。しかし読みだすとものすごい量ありそうなんだよ、この人…。

 とりあえず正直に言いますとこの本、手違いで読んだ本でした。まぁ面白かったから良いとする。(同じタイトルのヒルデスハイマーの方を読みたかったんだけど、廃盤が過ぎてまるで手に入らない。復刻しないかなぁ…。)
死の舞踏 ホラー・キングの恐怖読本 スティーヴン・キング/著

 帝王キングのエッセイだの批評だの何だのを詰め込んだ一冊。…がめちゃくちゃ分厚い。重い。…読み切れるのかしらこれ、と久しぶりに思った。
700P越えてるんですけど…。

 しかしこれがまた面白かったんですよ。
キングの肉声というか、小説じゃない素の文章を見るのが初めてなんですが、上手い、面白い。
 内容もホラーについてのあれこれで、古今東西のホラーを取り上げてみたり、ホラーというカテゴリーの分析を見せてくれたり。
うーむ、やるなぁ。

 さすがに走り読みになっちゃったんですが、見落としがちなキングの一冊かと。
メメントモリ・ジャーニー

 メレ山 メレ子。その変わった名前に惹かれて。
 かなり個性的な人で、自由に生きているようで、そのコラムも『標本作り』とか『棺桶を作りに外国へ』とか何だけど、繋がる人たちも個性的で、中でウルドさんが出て来て笑った。はは、こんな所で見ている方向が被るとは。

 しかし棺桶もいわゆる装飾棺桶だから、形は何にするのかと思いきやポテトチップスでした。…ああ、気持ちは何かわかるが、中々棺桶としてはなぁ…。
地元でもわざわざ個人的に外国人が装飾棺桶作りに来たと半笑状態で迎えられたようです。

 この人の自分が変わっているようだと言う乾いた視点と行動力は、シニカルそのもので好き嫌い関係なしに、毛色の変わった物を読んだと言う感じです。
 今後どういうのを書いていくのかなぁ?(小説家と言うわけでないので、人生や考え方、行動パターンへの興味と言うか。)
女オンチ。 女なのに女の掟がわからない

 あー、私も女オンチで解る反面、この人はもう突き抜けてるな、と思った。
ブラ…付けないのか。(まぁ大きさとかもあるんだろうけど。)
 化粧付けないのは気持ちは解るとして、丸坊主まで行ったのも凄い。かつらをつけるならまぁアリだけども、理由があるとは言え、思い切りの良さがよすぎるわ。
 ―と言うより、思い切る葛藤もほぼない。これが凄い。

 そんな著者の色んな『女にあるまじき』エピソードの数々。
しかしひとつひとつのコラムは良いとして、巻末の対談だけ、なんか妙な感じと言うか、コラムで聞けていた女オンチの部分とは違い、逆に『女オンチ』を意識し過ぎた部分が見え、ちょっと終わりがよろしくないかな。
 まぁ、なかなか他にはないエッセイで、気楽に読めました。