元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
くらしの防災

 防災本と聞いたら読まなくちゃね、と思ったのですが、この本、何か読み辛い。
 実際に震災を体験した人の本にありがちなのだけど、体験と言うものが良い方悪い方に作用する事があって、ちょっと悪い方に傾きがちな本かな。
 いや、体験からくる必要なものの話は実際得難い情報なんです。
ただ、防災本と言うより体験本で、情報がとっ散らかってる。
事柄が重複する。まとまりがない。
 本としての構成の悪さが読み辛さを前面に押し出してくる。まるで震災時の個人の日記を読んでいるような思った順の組み立てなのです。ラストそれなりにまとめた形跡はあるけど、あって便利なものも数多過ぎてとてもじゃないけど持ち運びとか困難が伴いそう。
 そう、何が無くて困ったとかは確実に解るから中の知恵に文句はないが、役立てるに役立てない。

 淡々と事典のように、使う人に役立つ、分かり易い内容と構成にしようと言う部分で能力不足を多々感じた一冊。
この本は、体験本として書いて、別の人がまとめた方が良かったんじゃないのか…。
作家や構成、編集の能力はまた別の話だもんね。
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