元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
SPY

 実在のスパイ列伝…なのですが、表紙を見てそのアニメ漫画風に驚く。
私は何かティーン文庫辺りを手に取ったんだろうか??
 伝記にハマってから色んな伝記を検索していますが、そもそもスパイで伝記って…この矛盾と言うか、変わってるよね。
まぁ真のスパイは世間にばれないままだから、バレタとは言え華麗な経歴を持つスパイたちのお話です。

 これがまた、中の一人一人の扉絵にときめくわぁ。漫画にいたら惚れそうなセクシーで、紳士で、企んでいそうで…のカッコイイお姿。
また、二つ名や煽り文句が輪をかけてカッコいい。
 実際映画顔負けの一般人には及びもつかない生活を送っていて、どれも読み応えがありました。
最終的に死刑になる人も居れば、最後まで生き抜く人も居て、本当にドラマティック。
 程良い長さに収められているからハイライト集みたいに読めます。
 特に何人かいた二重スパイの話はどんでん返しが多くてワクワクしたね。
しかしスパイ先で出世しすぎてリーダーになってしまった話はもうどうしろと…。(味方を暗殺する計画を練る事になる。)
 日本じゃピンとこないんだけど、スパイだとばらしたりその後の生活がそれでも保障されるとか、よく解らんわ。
 中に日本に潜伏していたスパイの話もあるんだけど、日本と言う国は国民自体が裏切り者を酷く排除する傾向にあるため、スパイ行為に対していつでも厳しい周囲の人目があり、さらに言葉が難しく、姿として異国人が浮いてしまうと言う点で、スパイするにはなかなか難しい国なんだそうですよ。
まぁ地続きで他民族国家じゃなければ浮くわなぁ…。

 読み物としても、スパイの知識としても、伝記としても面白い本でした。拾いもの。
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