元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
みんなの死にかた

 続いてやはり有名人の亡くなり方。
いやぁ、『伝記』で検索かけたらこの手の本がやたら多くて、そう言うジャンルがあるんだぁ…と面白くなっちゃったもんで。

 こちらは海外ではなく、すべて日本の主に芸能人やら作家やら。
死因ではなく、晩年の『亡くなり方』かな。
亡くなった時の状況や、むしろその前の当人の環境や、死に際しての立ち居振る舞い。看取られたのか、孤独死だったのか、死を予感していたのか、事故だったのか。
 正直これを読んでいると、普段どれだけカッコいい事を言っていても、死を目前にした時の狼狽えっぷりや取り乱し方のギャップが激しい人がおり、ちょっともやっとする。(おかしくないし、自分なんかもっとダメだろうけどさ。)
 うーん、こういうのは好感度に寄るよね。有名人なら特にイメージ商売になっちゃうし、憎まれ役かと思えば、本気で晩年は家族に縁切られてたりとか聞くと、うわぁってなっちゃう。
 逆にスパッとしてる人は…意外と高齢の女性なんかが多かったな。
 あと、故人を語る時の残された人々の視点が結構皆バラバラな事。十人十色の故人があったのだなぁと、死に対する真相(死因以外の胸の内)はますます藪の中に、ってのもあります。

 割と辛辣に書いていたり、逆に持ち上げ気味に書いていたりもあるんだけど、何が可哀想で何が立派で何が正解なのか、一人一人の臨終までの物語に、きっぱりと色のついた感想は抱きにくいです。
 『死んだら皆仏』とか『死人に鞭を打つな』とかの話なのかなぁ…この考え方、個人的には納得してないんだけど、同調圧力とは別の部分で口を噤んじゃう所はあるわ。
 その紹介数も多いんだけど、どれもこれも生々しいエピソードだらけなので、読んだ後はちょっと死ぬのが怖くなる。そんな本。
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