元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
 周囲の評判が良く、ハリポタシリーズは全部映画館で見てきたのでこれも気になっていたのですが、なんとなくズルズル。
今回晴れてお誘いがあったので観に行ってきました。

 端的に言って、その周囲の人の感想が皆『全部パン屋の人が持っていく話』と言っていたのですが、確かにその通りでした。
…もはやあれはパン屋の人が主人公だろう。その目線で見た方が王道心温まるファンタジーラブストーリーで終るわ。
 同じ様に、誰の目線で見るかで相当テイストが変わっていく不思議な映画だと思いました。
主人公目線だと、冒険ものだし、妹ちゃん目線だと、心を読めるだけで過去回想もあればすぐ切ない系の話になるし、孤児院の青年目線だと魔女狩りと虐待のダークファンタジーものだし…。
 所でちゃんと把握出来なかったんだけど、一応のラスボス、あの企んでいる人の正体って何だったの?
あれ?一番肝心な所見逃してる??
 まぁ彼の思想はおかしいが主張の気持ちは解るよね。誰のための法律か、って。長い目で見ればそれが自分たちのためだとも言えるんだけど、どう捉えるかで道がこんなにも違えちゃうもんなんだなぁ。
 でも孤児院のマザーと違って、彼の方は同じ人を人とも思っていない行動を取ってたとしても、マザーよりも大分マシに見えるわ。あの魔女狩りマザーは思想も信念も未来もなく、単純に自分の鬱屈したものを周囲に当たり散らしているだけだもんな…。
この映画で数少ない死亡者の内だけど、同情が湧かん。

 映像の方は安定の違和感のなさですが、ビジュアルで言えば、肝心の魔法生物たち、そんなに魅力的でなかった。
ドラゴンともなると確かに綺麗なんですが、他は綺麗とかカッコいいとか可愛いとか言うのが一切なし。むしろ…気持ち悪いデザインが多い。
うーん、映画の売りの一つだと思うが、好みじゃない。
 逆に魔法界の人外住人らの容姿とかの方が、ちゃんとその種族なりの美しさがあった。
酒場のシーンが一目瞭然。
歌姫が気味悪い癖に同時に妖艶で綺麗とか、情報屋の『居そう』な表情とか。
 モーションだけはいまだに違和感を感じるのでそこだけどうにかなればなぁと思いますが。
 エフェクトは、煙の様な相手が、灰塵撒き散らして収縮拡大、速度も緩急つけて動く様は圧巻で、あのCGは良かった。

 ストーリー的にはこじんまりまとまった単純なお話で、話が大事になる割にはシンプル。
彼の話を『あの本の著者です』と繋げる必要は実際どこにもない気がするのですが、ダンブルドアとか入れ込まないといけないのかねぇ…?
普通に同世界感、とある魔法使いの話、でも足りる気はしました。
 最終的にあの姉とどうなるのか、勝手にくっつけておいて良いんだろうか。時系列が過去形のストーリーって、良い所は気になる所の結果が出ている所だと思うんだ。
 まぁそれ程までにハリポタを調べ上げているわけでないので、読み落としたり誤解したりしている部分は多そうです。
単品の映画としては、可もなく不可もなくと言う感じでした。
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