元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
植物は知性をもっている

 以前に読んだ植物凄い!の時にマーキングしていた本。
そしてそこそこの厚みのため、怯みつつも読んでいると、その内惹きこまれる。
 常に引き付けると言うよりは、たまにインパクトのある情報が飛び込んでくるのよね。
例えば、考え方一つでも。
 植物は動かない?いえいえ、人間が超スピードで動いているから、植物の動きが遅すぎて感じられないんですよ。
…あ、そう考えたらそれって物凄くスローな生き物…って、怖いな、なんか、凄い数の命を奪いまくっててそうで。
(例え話で、超高速宇宙人が地球人を見た時に、こいつらは動かない、じゃあ搾取してもいいよねって襲ってくると言うSFの小説が紹介されていて、ゾッとした。)
 そして植物は触感(例えばハエトリ草)、視覚(光を見て動いたり逃げたり)など、実験ありで五感は元より、20もの感覚があるのだと説明され、この本読み終わったら野菜を食べれなくなるんじゃないかと言う衝撃の内容。
 まぁ、人間と違って体の一部が無くなっても生命終了とはならないモジュール構造だと言うフォローはあるんですが、ちょっとビビるには十分の真実です。
 また昆虫や時には人を操って自らの繁栄に勤しむその姿は、どちらが上位の存在なのか解らないほど。
植物は自分の親戚がわかるのだそうで、同個体同一種から取れた種と、別個体同一種から取れた種、一緒に育てると競争の激しさや協力体制が変わるのですと。
…凄いなぁ。
 以前に読んだ植物本でもあった、受粉に関する法則も、インテリジェンスの元実行されていたとなればもう…恐ろしすぎるのですが、実際植物はそうして世代を繋いできました。
ここまでくると、私たちは何を以って知性とし、知性の何たるかを以って生物としての線引きをすべきなのでしょうか。
 余談だが中にチューリングの名前が出てきて、意外な関連性に驚き。
機械は知性があるのか等、こう言うのにひっかけられると知性の分け方考え方、ますますややこしくなるわ…。
 肉食ですらためらわないのに、いざ菜食がほんのり怖く感じた一冊。別にホラーじゃないんだけどね。
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