元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
わたしのウチには、なにもない。4

 うーん、4巻は辛かった。
解っていたんですけど、遺品整理の巻なのですよ。
祖母(それもあまり仲のよろしくない)が亡くなられ、とにかく捨てない人だったと言う…。
こら想像だにきつい話にでしょうね。
 実際そのぶつかり合いとか、捨てる人捨てない人どちらにも耳に痛い話が溢れ、始終暗い気分になるパートでした。
4巻だけは飛ばしてもいいかもしれなかった。

 まぁ内容はこの通りきついですが、生前整理と言う言葉も流行る昨今、『いつまでも若いと思うな』は祖父母世代、親世代どころか自分世代も心に留めておかねばならない話かもしれません。
自分の不始末は家族がかぶる事になるのだ…と。
 特に『私の物、触らないでよ!』となる人程、自分が動ける内に始末をつけておいた方が良いです。
老化で予想もしないくらい、動けなくなっちゃうなんて可能性、当然高いわけですよ。
 著者さんが、お葬式等の時、「普段から片付けておいて良かった…」とてんやわんやの中、訪問者が急にきても困らない家にしていたのに安心したと言う部分と、遺品整理で「震災で前の家がダメになり、ちょっとだけでも
故人の荷物が減っていてまだ助かった」と言う部分が、感傷などという別の問題として、リアルなつぶやきで沁みました。
 遺品として『全部捨てられない!』と代々溜まってきたいろんなものを、著者さんは著者さんの親世代で、初めて少し整理出来たわけですが、やっぱり取捨選択は、亡くなった方を一番身近で見ていた人が選んでおくべきだと思います。
 自分の知らない世代の物を残すに残されていても、下の世代には判別がつかず、それこそ選べなくて大事でないものを残して、大事なものを整理されちゃう事だってあるわけですしね。だから大事じゃないものはその時にとっとと捨てるべき。
その時辛くても、物は残り続けると言う事をいい意味でも悪い意味でも理解して、適切に管理して行きたいですね。
 大丈夫、物=思い出や気持ちじゃないのだから…。
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