元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
ツバメ号とアマゾン号 下

  船の取り合い合戦で夜の湖へ。
互いの船の子供たちはかなり無茶っぷりな行動に出ますが、これがなかなか頭脳派で。
計画とかよく考え付くよ。
そんな中、たまたま一人でいた留守番組の次女、敵に島に乗り込まれた大ピンチの所を上手い事思いついて、「今なら敵船を乗っ取れるんじゃ?」とあっさり船を奪ってしまいます。
…唖然。
 この知略よりも偶然、チャンスをモノにした者が勝ったと言うのが子供たちの冒険話としては良いね。
なんせそれには勇気も要ったし。
物語好きで夢見勝ちな次女がスポットライトを浴びるとは。
 この主人公ら4人兄弟の性格も把握出来てくるのですが、長男はリーダーシップと人望に厚く、長女はしっかり者でお母さんみたい、末っ子はとにかく可愛い坊やと言った感じでここの兄弟は本当に仲が良くていい子達ばっかりだわ…とほわんとなる感じ。
 そんな兄弟たちをろくに話も聞かず「いたずらしたのはお前ら!」とばかりに責め立てる元海賊(と名付けられた)ボートハウスの男。
これが物語上の目の上のタンコブだったのですが、彼はなんとアマゾン号の姉妹の叔父だったのです。
しかし去年までは一緒に海賊ごっこをしてくれる冒険好きな男だったようなのですが―。

 下巻はテンポがよく、しかもこの厄介な人間関係は解消するわ、ひょんな事から泥棒の隠した宝物を見つけるわとワクワクし通しの山場ばかりでした。
 しかもここでもまた次女大活躍。
誰も信じなかった宝物があると末っ子と共に探し続け、とうとう見つけてしまうと言う。
 これで叔父に感謝された次女は、欲しかった海賊のインコを譲ってもらう事になったのです。
わー、いいご褒美。
(なお末っ子は猿が欲しいと息巻いておりました。次巻以降で本当にもらえるらしく、いいなぁ、あのラブリーな末っ子が小さい猿を今後連れまわすかと思うと可愛さ二乗なんですけど。)
 …この話、次女が主役なのか?
 そう言うわけでもなく、12巻ある内でどんどん仲間が増えていくご様子ですね。
子供たちばかり、大人はこの叔父が冒険に絡んでくる感じで、こういう子供の仲間に入った自由人の大人ってスタンスは冒険の広がりを持たせるのに欲しい所。
大人が居さえすれば許可をもらえたり出来る事が飛躍的にアップするもんね。
(叔父は本当に長い間いろんな国に出かけていて、姪っ子たちと本気の海賊ごっこ(大砲まで撃ってくれる)に興じてやれる人。)
 来夏の約束とした次巻では約束通りに行けば叔父付きで大冒険があるようですが…。
なかなか気になるな。
 しかし長いので慎重に手を出すかどうか決めよう。
面白かったです。
映画があるようで、ちょっと興味引かれるなぁ。
(この本、挿絵だけはイマイチ皆のビジュアルがはっきりしなくて不満だったから。あとキャラの容姿や背の高さとか、声の調子、そう言う描写がないので脳内映像化が困難なのです。)
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