元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
あした死んでもいい片づけ

 いいタイトルだ。
明らかに思想本と解りますがこの心意気タイトルに惹かれ。(最初からそれ系本と解っていると拒否反応が出ない我が道読書家です。)

 思想と言えどもドライです。
しかし読んでみると予想よりもなんと柔らかい雰囲気の本。
同じ様な事を言ってる本は多いけど、押し付けがちに感じる事もある中、この本は不思議とじんわり聞ける感じ。
 こうしなきゃいけない、ではなくこうしておけば迷惑がかからないと言う『意識高い系』よりも『誰かへの気遣い』に溢れているからかもしれません。
 シンプルに生きている自分カッコいい!、とか無駄なものは排除、物が捨てられない人間は物の奴隷!とかそういう疲れる説教がないのね。
 ただただ自分の後始末と、それが出来るのは元気な内、歳取ると体動かすのもしんどいよ?捨て始めるといろいろ生活が回り出すし、すっきりするよ、と言う最終目標は同じだけどスタンスのちょっとした差が響いてくる。
意外な本でしたわ。
 まず老い支度と言う精神性で読む本。
若い情熱を意識高めに持っていくのとは決して違う片付け本です。

 最初にドライなタイトルだと思いましたが、この本にはドライと言う言葉でなく、『柔らかく敷き詰められた枯草の様な』と言う表現を充てたい。
(同じ意味でも言葉の形って、ひとつひとつ絶対に伝わるものが違うよねぇ。例えば:きれい、キレイ、奇麗、綺麗。ニュアンスって大事。)
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