元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
医者がつくるアトピー患者がなおすアトピー 薬をやめて笑顔を取り戻した人たちの記録

 ちょっと古い本。
サブタイトルをよく読めば不思議ではないんだけど、体験記だった。
…ううむ、求めていたものと違った。
 とある療法の元、集まった患者手記なのですが一番最初に一番多い量で書かれている患者さんの文章力が半端なく、アトピーを体験した事がない人はちょっと恐怖を感じる病状の詳細じゃないだろうか。
いやぁ、本当に酷い時はなるからね、こういう風になるからね?
 重症患者さんのケースですが、ステロイドにやられ、脱ステで地獄を見、体液ジュクジュク、寝る事も出来ない、外を歩けない、家事が出来ない―このレベルをどう治せたのか?興味がわく所です。

 その後最終章まで他の方の手記と引っ張ってくれるんですが、ようやく最後にちょろっとアトピーのメカニズムはこうだからこうしなさい、と説明。
ん…??
いや、肝心の独自療法の詳細は??
 ―ぇ?なし???!
愕然―。
 ちらっとウーロン茶風呂だと書いてあるんですが、やり方とか分量とかは?!え~………。

 かろうじてこうしろああしろの部分に体暖めて血を巡らせないとダメ、食事大事の部分はあるんですが、もうそれ、どんな健康でも基本のキですから。
なおこの入浴法は1日それこそ数回風呂に入るもので、勤め人には難しい上、長風呂禁止令が出ている私には出来ない療法と窺い知れます。(体験談の言葉を拾うとそう言う感じ。具体的なやり方書いてないんだから察するしかない。)
 あとウーロン茶だと脱脂力凄かろうて、保湿力があると言われてもそこら辺『正しい入浴法なら大丈夫』みたいに言われてもだからどう言うのが?とか。具体像が不明過ぎて。
その辺の説明があってこその療法なんでしょうが、そこら辺は当院へお越し下さい、なのか?そうは書いてないけど結局そう言う事になるよね。
(実際看ないと処方しませんとか、考え方を解ってもらうために数時間に渡る説明を聞いてもらいますとか、本気で治したい人にだけ処方しますとか、理由にはなってるけど本を出すならそれを広く知らしめるために出したんじゃないのか??広告止まりなの??一部このテクは騙しテクにも使われる言い回しと被るから誤解を受けやすいと思う。)
 これで治りましたとあっても、写真がないとか、本の値段とか、ちょっと誘導や商売の匂いを感じてモヤッとしちゃうでしょ、これ。

 この療法の真偽だとかそう言う判定はしませんよ?効く人は効くでいいわけだし。
ただ手記の中の患者さんは、藁をも掴む思いで聞いていても怪しい水療法だとか、高価な器具買ったりだとかしてきています。この気持ちが解ると言うなら、何故治療方法ズバリだけのハウトゥ本にしなかったのか…。
 良い口コミだけ、本気の人にだけご提供、やり方はシンプルにしてだが一番難しい根本的な健康―どうもNGワードが多すぎて…。
 流離ってきたアトピー患者は何よりもまず信頼が欲しいのです。
ウーロン茶風呂のレシピと長さや回数とか、写真だけでいいんですよ。血流大事にしましょう、の一言と。
安価に気軽に試せる内容ですし、どうぞ皆さんおやり下さい、と。
この流れだと、アトピーで悩んできた人は藁を掴むか、疑うか、どちらかだと思います。

 むしろこの本、アトピー患者の体験談として読むと凄く出来が良かったりしました。
やり方を乞うと言うよりは、基本を押さえる、そしてアトピー患者の体験談、これの一冊かと。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック