元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
異世界出戻り奮闘記 2

 キタワー、2巻よ~。
話が進んだような、進まない様な。
まぁ主人公を召喚したのは誰?!と攻めていくのですが、実際彼女は待ちぼうけ。
 なんせ探してくれると請け負ったお偉い様は何も言ってこない。しびれを切らして乗り込んだら、あらあら、実はお偉いさん、彼女がこの世界に来た事をいち早く気づいており、知らぬ素振りで彼女を保護していたご様子。
すわ、こいつが召喚者か?!となるのだけど、あっさりそうではないと言う。まだまだ隠し事をしているようで、疑いたくもなるのだけど、お偉いさんはしれっと彼女を『護る』と言う名目でソフト監禁状態へ。

 当然黙っていない主人公ですが、またまた上手い事に近しい人たちへ迷惑をかけたくなくてしばし言いなりに。
魔法の師匠には「だから言わんこっちゃない」と呆れられ、惚れた騎士にはやっぱり心配をかけ、前巻からやっぱり馬脚を現したナンパ男や勝ち気な神官女、現巫女やお付や護衛達―もうトラブルトラブル、絶妙に巻き込まれていきます。
 うーん、この流され方が上手いんだよなぁ。
主人公はその昔巫女だった時に何でも人にお任せハイハイとお人形だった事にちょっと後悔していて、今回は強引にまで自分を貫き通すんだけど、その理念が『人に迷惑をかけない』だから真実は言えない、巻き込めないという部分で深みにはまっていく一方。
その上で流れが変わり新たな事態が―となる。
 よくある冒険譚とかだと自分から首を突っ込みと言うパターンだけど、この巻き込まれ方はいちいち主人公の心情をリアルに見せてくれてストレスが溜らない。
 普通だと巻き込まれ型は『展開のわざとらしさ』や『主人公のウジウジさ』が鼻についてダメなんだけど、この主人公は物凄く謙虚に、かつ現実的に対処してそうなっていくんで自然と応援しちゃうし、共感出来る。
何より「何をすれば解決するかわからないけど、これは誰かに迷惑をかけるから駄目」と言う行動理念のあたり。
そうだよねー、答えが見えてて有言実行なんてスーパー主人公タイプの話だよ。

 さて、このノリで騎士との話もちょっとずつ進んでいくのだけど、傍から見ているとあからさまに騎士は彼女の事好きだよなぁ…。振ってるけどさ、元の世界に帰る瞬間、公衆の面前での告白なんて、対処出来そうにない堅物だし、でもまたこの主人公の告白の仕方でヤキモキさが生まれている。
 主人公的には『振られた、終わった、公で断られてるからもう穴が合ったら入りたい、忘れてくれ!』でその話に触れられたくない。(そりゃもう戻ってくる事のない世界だと思っての勢い告白だしね。)
 騎士的には『え?いきなり?公衆の面前で今から元の世界に戻るのに?』でテンパるよね…。多分本心的には『でも二度と会えないのに好きだなんて言ったら向うの世界で悲しむから、忘れた方がいい』って感じなんだろうな。
 で、今主人公の距離の置き方に『俺の事好きって言ったくせに他人行儀、なかった事にするつもりか?冗談じゃない(怒)』。
まぁこの人も言葉足らず過ぎるんだけどねぇ…。
 わざわざ「また帰るのか?俺だったらお前の世界に行って住んでもいい。大体お前の中で俺が5番手6番手とか納得しないからな」的な話をズバリしているのに主人公フィルターではもはや好意にはうつらないのであった…。
騎士、主人公も鈍いが大体は言葉足らずのあんたのせいだ。はっきり言えはっきり。

 今の所怪しい人がバンバン出てきて、今まで人の中でも怪しい人が出てきて、犯人捜しの中のため疑心暗鬼まっ只中なんですが、どいつもこいつも言葉が足りない。秘密を持ちすぎ。
 まぁそれを言えば元巫女だと隠している主人公が一番の秘密持ちなんですが、早くすっきりしたいわぁ。

 そして現巫女(いい人)も幸せになって欲しいのだけど、巫女の力が効かなくなってきているようで、この先主人公(も今は巫女の力はないけど元巫女で成功してるし)との関係、平穏無事に行ってほしいわぁ…。
絶対一悶着あるだろうけどね、ストーリー展開上。

 以上、早くもリアルタイムに追い付いちゃったんでここから地獄のお預けタイムです。くぅ~。
―にしてもなんか表紙絵が1巻と大差なくてわかりづらいんですけど。(ってここのレーベル自体絵の雰囲気似すぎだと思うわ。)
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