元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
霊の棲む島

 前回恐ろしい事にパトリックがヤバい倒れ方をしたわけですが、予想外にもっとヤバい状況になっていたのはエリカとアンナの姉妹の方でした。
ま、まさか前巻のラストの交通事故の描写、この二人のだったのかよ…。
妊婦二人が巻き添え事故で、双子は無事に生まれたけれど、アンナの子供が…。なんともこの子は不幸が続く。

 さて、そんな中、またしてもエリカの知人と言うか高校のクラスメイトが事件に巻き込まれます。
狭い田舎だからこう頻繁に知り合いがどうにかなるのか、でもそろそろ犯罪率異常じゃね?となってきましたわね。しかしエリカが一枚かもうとするとこれしかないか~…。
 まぁクラスメイトと言ってもほとんど接点のなかった間柄です。
クラスのマドンナ的女子と、その冴えないBFの2人。
この内、男性の方が銃で撃たれて事件発生、と。
マドンナは事情を知っているのか?
 このマドンナは、故郷にいきなり子連れで帰ってきては、幽霊島と呼ばれる灯台に籠っているのです。
明らかに自分の夫を始末してきた感のあるプロローグなのですが、その灯台を舞台に過去の陰鬱そうな描写が幾度も入り、これも謎を呼びます。
…この灯台はマドンナの家のものらしいから、数代前の彼女の家の事なのかしら?
 あとどう考えてもマドンナの連れ子は―と、ここは最初からわかっちゃう部分なのでどんでん返しとはならず。
 むしろBF側の犯人追いの方がおもしろいな。勿論話の中心はこちらなのですが、周りにクズが多すぎて読んでいても腹立たしい。
妻にDVする夫(いっぱい)、詐欺師、まぁそうひどくはないけどどうだろうと言う高慢男あたりがもう。
 詐欺師の方の動機の掘り下げもあっさりしていたんですが、灯台の過去の映像もどう絡んでくるのかとやきもきしていたら、クロスしているようなしていないような感じで終ります。
うん?今回は繋がっているようで繋がっていない、いないようでいる、そんな距離感の事件同士か。
血の恨みタイプの過去リンクじゃなかったようです。
 何にせよ過去の連中も胸糞悪かったのと、最初から透けて見えていた真相が、全体的にちょっと紋切型だった気も。

 今回は事件自体はそう興味をひくものでなく、各々揺れる人間関係が面白かったかな。
それにしてもメルバリが幸せになり始めていてどういう事…。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック