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老いたる霊長類の星への賛歌
老いたる霊長類の星への賛歌 (ハヤカワ文庫SF)老いたる霊長類の星への賛歌 (ハヤカワ文庫SF)
(1989/06)
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

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 『ヒューストン、ヒューストン、きこえるか』が読んでみたかったのだけど、うん、性差テーマは何と言うか怖いね。宇宙人が絡むとフェミニズムとか、男らしさとか、もうそんなんじゃないのよ。
生物としてのオスメス。
 体の大きなメスが、栄養のため父親であるオスを食ったりとか、そう言う生物学的なやり取りの匂いが濃い。
タイトルから想像もつかない内容でした。
 他にも同じく性別、と言うか繁殖テーマの話もあり、それは遺伝子学部分の話が付いていけませんでした。
4倍体…なんだっけ、DNAの部分って学校でどこまで習ったのかすらあやふやです。
 あと、宇宙ものではないけど、SFとされるのでしょうか、地球の、生物学者の話が毛色が違った。
実験動物を実験するのがかわいそうで、上部をのらりくらりと誤魔化しながらネズミを普通に繁殖だけさせている生物学者。当然うだつが上がらないのだけど、追いつめられた彼は病み気味の精神をとうとう崩壊させて―グロホラーになった。
鼠の王描写のあたりが、これ、撮る人が撮れば立派なホラームービーだよと言う展開なのですが、本当、いろんな物を書くなぁ、この人は。
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