元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

 てっきり主人公は帽子の少年の方かと。彼の方が如才なくおもちゃ屋を愛して運営してくれそうな気がした。
主人公は娘の方で、これもマゴリアムの孫とかそんなんだと思いきや、単に雇われ人だったのは驚き。
そう、そんな娘さんにマゴリアムは魔法のおもちゃ屋を譲ると言うのですから。
しかも自分はもう死ぬんだと。

 そもそもおじさんはもう200数歳だそうで、信じてる方も信じてる方ですが、どこまでがこの世界上のリアルか、おもちゃ屋は実際に113年開いてるし、おもちゃ屋の中でどんな魔法が起こっても客は平然としてるしなぁ??
とりあえず魔法は本物で、主人公の娘さんも、帽子の少年もそれを信じてる。
(なお帽子の少年は9歳なんだが、めちゃくちゃ店を手伝ってレジとかしてるんですけど…。身内としか思えんよ!)
その上で、娘は『私には無理!』と彼の死後(完全に予定通り満足して死を迎えた)店を売ろうとし、少年は『それなら僕が買う!』と子供の抵抗を見せる。
 あー…、って、親類でもない人から店を譲られて売るってどうやねんとかちょっと。
しかし娘は元々少女の頃から天才ピアニストで、今くすぶっている最中、ピアニストの夢を蹴っておもちゃ屋の経営もないか??

 まぁ、何にせよ物語はきちんとハッピーエンドを迎えます。
この映画は色とりどりのきらめくおもちゃらと、魔法、たどたどしくも優しい人との繋がり、信じる心と言った夢の様なお話です。
各章も絵本仕立てになっているし、ファンタジー映画としてよくまとまっていると思います。
純粋な心持ちで見たい映画。