元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
またまたどーすんの?私

 そして続き。
絵の専門学校に入りました。ここでその後の夫と親友に出遭う―のですが、そんなエピソードはなく、淡々と変な絵の学校の話。
前巻に比べると著者さんはかなり楽になっている気がします。
 相変わらず五里霧中ながらも、世間からの圧力のいなし方を肌で感じているみたい。
少なくともこの世のレールからはみ出し気味の学校の世界にホッとしたんだろう。
まぁ夢に熱い人間も比例して多いわけですが。

 唯一ためになると言うか、そうだよなーと思ったのは、友人の「別に目標がないと生きていけないわけではない」の発言で、実にそう。
世の中、夢、夢、うるさいなぁと思う。
何かのセリフでもあったよ、「夢がそんなにえらいのか」と。
 夢があるのはステキですが、夢は見ろと押し付けるものではないし、夢を持たなきゃと焦燥感に駆られるもんでもない。思えば著者さんは周囲から無言でこれを感じていたのかなぁ。
 ただ、本人の中にもこの意識があったから圧されるんだよね。
息苦しいだとか、生き辛いとか言われる世の中ですけど、そう感じる人自身もこの考えを発している内の一部だと思います。
気にしてない人は本気で我が道いってるし…。

 勿論気にしてなさすぎも空気読めって感じですが、囚われちゃいけない程度にね。どんな時もほどほどって大事。
こんなもんだと分かって、緊張の解けた著者さんの人生はここから拓けていったんでしょう。雰囲気良く終わってました。