元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
雑貨屋さんぽ新・大阪編
雑貨屋さんぽ―新・大阪編雑貨屋さんぽ―新・大阪編
(2009/12)
points de tricot

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 てっきり甲斐みのりかと思って手に取った。(笑)
乙女な何かが期待出来る素敵雑貨本です。
 大阪と言いつつ、ごく一部の集中紹介でちょっとなぁ…。
中身はウィンドゥショッピングが好きな乙女はうっとりの内容。ま、お店にそれと同じものが売ってる可能性は低いのが珠に傷だけど。(一点もの多いし、発行日から考えるとちょっと昔の話だし。)
 ところで新、とついてるからには新じゃない大阪編があったのかしら。
個人的には京都編とか読みたいな。
地下鉄のザジ
地下鉄のザジ (中公文庫)地下鉄のザジ (中公文庫)
(1974/10/10)
レーモン・クノー

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 え…この有名なやつ、レーモン・クノーだったの?!(『文体練習』の人。)
いや…元々そっちのがマイナーか。
さらにザジの方が後作品だと知りびっくり。だって『文体練習』自体かなり自由奔放な作品で、売れてからしか出せないような本だと思ってたもん。

 さて、ザジですが。
有名な割に、単語だけが独り歩きしてて中身がさっぱり解りません。
予想するに『地下鉄に住むストリートチルドレンの少年ザジ』的な話かと。

全然違ったよ。

 主人公女の子でした。(ザジって女の子の名前か…。)
おまけにそこで『長靴下のピッピ』とか『アニー』のイメージが混ざってきて、ああ言う可哀想な境遇だけど健気で元気な女の子が皆をハッピーにしちゃうぞ、的な話かと思いきや、これまた大外れ。
とにかくこのザジ、性格がどうかしてる。
親が親でネグレクト的な状況だからか、口汚い下ネタ連発で、行動も嘘、盗み、大人を陥れる事当り前。生意気上等…。
これは愛せないわー。
 どうも作者自身皮肉な戯曲モチーフで書いてるみたいで、しかし私にはその面白さは全く伝わらず。ナンセンスとかシュールとか言う世界は私、解らんのだよなぁ。
胸糞だけ悪くなるよ~。
なんでこれがヒットしたんだ??
 ストーリーと言うストーリーはなかったし(ザジが叔父の家に2日間だけ預けられるんだけど、逃亡する話)、ひたすらザジが大人と口喧嘩し合う内容。(えらいのは大人が本気激怒してない(ように見える)所だな。ナンセンスの世界観ってある意味寛容。)
さらにタイトルの『地下鉄~』はザジが地下鉄に乗りたがっている、というだけのもので、実際に地下鉄に乗る事もない。
…不完全燃焼な…。
 クノーの文章自体、なんせ言葉遊びの連脈で、現実世界とことごとくずれており、どことなく怖い。不気味な人形劇を見ているような感覚に陥る。
会話が成り立っているのか成り立っていないのかよくわからん所からして薄気味悪いんだもん…。
 これはない。私の中でこれはないわぁという名作古典。
映像化も多いと思うんだけど、需要がわからん。売れてる事は知っているのに、自分に欠片も面白さが解からなかった時のこの疎外感と言ったら…!
(比べる点が違うけど、例えばナンセンスと言えば赤塚不二夫が売れるのも、私には全くわからないわけで。理解出来ないジャンルってあるものね…。)
入浴剤466 ドレッシング フラワーバス ひなげし
n-466.jpg


花にまつわるエッセンスをぎゅっととじこめた、
美肌と気分をリラックスさせるための芳香浴バスソルト。
ミツバチやハミングバードを引き寄せるためだけだとしたらあまりにも美しい花たち。
その未知なる魅力の開花のために・・・
[ひなげし]
海の塩に、花から抽出したヒナゲシエキス・肌をみずみずしくさせるローヤルゼリーエキス・
ハチミツなど天然由来の保湿成分をセレクトし配合しました。
無垢なひなげしの香りは調香師によるこだわりのオリジナル調合。
活力を生み出すオレンジレッドの湯色

 そろそろ暑い季節用のさっぱりものを。
香り重視の物かと思いきや、意外と保湿成分は有効。に、してもさすがに香りきつい…。
ひなげしの匂いどころか、どんな花かも解らないんだけど、チュッパチャプス…いや、イチゴ飴のきつい匂い。甘ったるい~。
慣れるのも早いけど、もう少し上品な香り希望。
無垢とか、そういう単語有り得ないから。
芳香浴と言う名に偽りはないのは確かか。
 色は朱色。わりとはっきり。
★まとめ
色・透明の濃い朱色
ファーストノート・強烈に甘ったるいイチゴ飴
ラストノート・持続性強すぎるが入浴後の残り香はない
湯・意外に保湿性あり
冥談
冥談 (幽BOOKS)冥談 (幽BOOKS)
(2010/03/03)
京極夏彦

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 京極。
分厚いかと思い構えてたら、普通。(この人のだと思えば超薄いよな。)さらに短編集と言う、なんと開かれた門戸か。
お陰でちょっと雰囲気違って読めました。
京極節はあまり感じず、良質の恐怖(怖さの種類が違うのだけど)を見せられた感じ。
遠野物語とか、そう言う昔独特の怪談ね。
 ひとつひとつ、丁寧に楽しめました。ただ、まとまり過ぎてて、返って記憶に残らないな。
上手すぎて引っかからないと言うのも凄いですけど。
デセプション・ポイント 下
デセプション・ポイント 下デセプション・ポイント 下
(2005/04/01)
ダン・ブラウン

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 気がつけばWヒロインだったらしい、脇役と思っていた主人公の父親の秘書が目立って行動を。
この人、途中で殺されるとか、どっかにやられるとか思ってたのに意外と運と行動力でどうにかしていくなぁ。
まあ、より派手なアクションで魅せるのは主人公の方のトラブルだけどね。
 下巻は種明かしに走る章です。
この話の謎って、殺人事件の推理物とはちょっと違う。
学術的な知識で矛盾点を突いていくわけですが、この作者さんは毎度専門的知識をどれだけ吸収して執筆してるんだろう。
頭いいよ、絶対。
またそれを、読者に解りやすく説明出来るのもさらに頭いい。
難しい事言ってるのに、理解しやすく(主人公が)進めて行ってくれます。
謎が判明していく様はとにかく気持ちいい。
 下巻の中盤あたりから、秘書のラッキーさ、主人公が門外漢のはずなのにやたらと学者が気付かない点をつく所、その学者と恋に落ちる過程がイマイチ甘いあたりを除けば他は文句のない面白さです。
…に、しても海怖い…。
 はたして黒幕は誰でしょう。
大統領?NASA?はたまた…??
是非読んでみて下さい。
デセプション・ポイント 上
デセプション・ポイント 上デセプション・ポイント 上
(2005/04/01)
ダン・ブラウン

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 すっかりはまったダン・ブラウン。
今回はアメリカ政治絡み。選挙戦バトルにNASA、謎の隕石、渦巻く陰謀~とてんこ盛り。
…上手いわぁ。
 特に隕石には地球外生命体の化石がっ!!―という辺りがワクワク。
ここが問題かと思いきや、ああ返し、思わぬところからさらなる問題が。
しかも時間制限だの、命の危険だの、始終はらはらしぱなっしです。
―て、ネタばらしになるから一切書けんなぁ。(苦笑)
 毎度ネタを変えて、それぞれの立場でハリウッド映画的なエンターティメントを作り出せるのが凄い。
ひとつひとつの設定はどこかで見たようなものかもしれないけど、それが全部一人の作者から生まれてきて、しかも決して飽きさせないストーリー展開なんだもの。
 上巻はまさに『えぇっ?!そう来るの?!』×たくさんな状況で続くので、下巻のどんでん返しっぷりに期待出来ます。
デンデラ
デンデラデンデラ
(2009/06)
佐藤 友哉

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 ひょぉ~…、と、ため息とも、感嘆ともつかない声を上げるしかない作品。
 不思議な名前に惹かれて手に取ったのですが、あらすじは以下。
老人になれば捨てられる、いわゆる姥捨て山のある時代、場所。
自ら老いて捨てられた主人公は、極楽浄土を願って死のうとするが、そこを無視やり助けられた。
彼女を助けた人物は、なんとかつて姥捨てされた先輩老婆。それも一人でなく、何人も何十人も…。
死んだと思っていた老婆たちは、実は山の中で新たな場所を作って生き続けていたのだ。
 この作品、何も隠れ里をテーマにしているだけではない。醜悪にも思えるほどの欲望や葛藤が渦を巻き、日々をだらだらと過ごしている読者を飲み込まんばかりの迫力。
なんせ、その集落『デンデラ』には、自分たちを捨てた村に復讐をしようという者、デンデラを豊かにしようとする者、あるいは主人公の様に極楽浄土を邪魔されたと、デンデラを生き恥をさらす醜い者の集まりとみなす者―いろんな老婆たちが集まって、派閥を作ってせめぎ合っているのだから。
 この、枯れて捨てられた老婆たちの、まだギラギラした奥底に光る主義主張を見せられ、たじろがない者がいるだろうか。
彼女らは最も死に近く、それでいて生を、死を、美化もせず、時に生々しく執着し、あるがままの姿を誰に恥じる事もなくさらし続けている。
どこにそんなパワーがあるのかと言うくらい、寒さにも飢えにも、伝染病にも耐え、始終働き、時には狩りもする。
果ては木の槍ひとつで熊と戦いさえする―!
 この熊との戦いがストーリー上の柱とも言え、戦闘シーンは包み隠さず、残酷で現実的。
血みどろシーンばかりですが、生きようとする彼女らのエネルギーの高さで、そのあたりさえかすんでしまい、全く不快に感じない。生きると言う事に、当てられっぱなしの読書でした。
 ラストがまた、唸る終わり方。
良いようにも、悪いようにも、ただ終わらないのですよ。
 これ、すごい本です。一見の価値あり。
 ちなみに何故老婆しかいないかと言うと、何も捨てられるのは女だけ、というわけじゃあない。
男が捨てられても、『デンデラ』を最初に作り始めた女は、「男など助ける価値はない」として男を助けなかっただけの事―。
老婆の力、凄し。
ねずみ石
ねずみ石ねずみ石
(2009/09/18)
大崎 梢

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 なんとなく表紙で軽い感じの田舎の中学生、事件を解くぜライフかと思いきや…意外に重かった。(と言うかちゃんとミステリーっつーか。)
人死に出てるわ、記憶喪失だの、黒々したもの、惜しみなく。
…おぉう。
 主人公はともかくとして、他のキャラが軒並み大人っぽいと言うか、行動力あり過ぎとちょっと思うんだけど、そのせいか出てくる人間全員『嘘』を持ってそうで謎が多めに感じます。
 田舎の風習と言う郷愁の王様の様なイメージを使っている割に、厳しいくらいに『殺人事件』で安心する場所がない。代わりに少しでもあいまいな所に寄ったりしない正統派ミステリーだと感じたり。(都合の良い事が起きたりだの、あとあと目撃証言が実は勘違いだとか、そういうズルがない。)
 これ、表紙の絵を変えて、児童小説じゃない所で一貫させたイメージで売ってくれる方がいいなぁ…。
少女
少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
(2009/01/23)
湊 かなえ

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 ほほぅ~、のっけからテイスト全開。くるわぁ~。
ゾクゾクします。モチーフが『人の死を見たい少女たち』。
 この人のお得意は一つの事件をそれぞれの視点から語り、全く違う側面を見せると言うものだけど、この作品はまたアプローチが違う。
事件はせいぜい二人の少女の視点で語られるくらいで、時系列にもきちんと沿って進む。
ただ関わった人間たちの見える糸の影で、見えない糸が様々に彼らの運命を狂わせていく様が、どうしようもない『現実』の不気味さを醸し出していて、そこがこの人テイストだなぁ…と。
 何だろう、個人の認識出来る事実の側面程度じゃ、把握しきれない現実と言う運命の集合体。その巨大さとか、歪みとか、重さとか―。
上手いよなぁ、この独特の空気感。
 大変に楽しみました。
今後追いかける作家さんに追加。
買ってよかったモノ語り
買ってよかったモノ語り買ってよかったモノ語り
(2009/09/21)
森優子

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 作者は全然知らないけど、エッセイものかつ買い物レビューと、女の欲と好奇心をかき立てる題材です。面白い。
こういうの見ちゃうと欲しくなるもの続出です。(が、マイナーだったり流通が難しかったりでなかなか手に入らないものが多いけど。)
 文も写真もイラストも作者なので、器用。(やはり芸大卒か…。)
気張らない姿勢でどんどん読めちゃう気楽な一冊です。他の旅ものシリーズも気になるな…。
今さら聞けない科学の常識 うろおぼえを解消する102項目
今さら聞けない科学の常識 (ブルーバックス)今さら聞けない科学の常識 (ブルーバックス)
(2008/06/21)
朝日新聞科学グループ

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 そして続いても雑学本、狭義に科学ジャンルってところが深さを期待させます。
で、割と撃沈。泥舟レベルでしかついて行けなかったな。
好きなジャンルだし、自信満々で挑んだ割に、ちょっとすんなり飲み込めなかったり、テンションも低め。
まっとうな事書いてあるんだけどねぇ。
 うろ覚えどころじゃなく、最初から知らん、というネタが多かったです。今さら聞けない、とか言うレベルじゃ…。
まあ、専門用語や数字の多さ、文章のきっちりさが固いイメージもあるのですが、こっちが入り方間違えた雑学本だろうな。もう少し勉強して出直してこいって感じだろうか。あいすいません。
今さら聞けない2つの違い
今さら聞けない2つの違い今さら聞けない2つの違い
(2005/09/28)
言葉の違い研究会

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 久しぶりに雑学本―と言ってもざっとだね。
あんまりほほぅ、というようなネタもなく、科学系は聞いても覚えられず(液晶とプラズマTVの違いとか)、政治ネタは元々興味ないから覚える気もなく…。
言葉ネタとかが比較的面白く読めたかな。
おざなりとなおざりの違い、とかね。
 ネタの数はともかく、文章量はあっという間に読める量。ちょっと物足りない…。
太陽の庭
太陽の庭太陽の庭
(2009/11/26)
宮木 あや子

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 明治時代くらいの閉鎖華族の話かと思いきや、後半、グーグルマップとか出てきて、え、まさかの現代話??!(帯に現代宮中小説と書いてました。)
 広大な屋敷に日本の中枢を操るような妖怪じみた主、多くの妻や妾、その子供たち―。
一夫多妻制は外の世界とばかりに閉ざされ、外界との接点をほとんど持たずに独自の王国が築かれている『永代院』の家。
 そこの子供たちが主人公なのだけど、まあ、本当に高等遊民っつーか、華やかで、お貴族で、でも父である主に気にいられなければ追放、贄、島流しと何でもアリ。
一見異常、でも彼らにとってはすべてのその世界で繰り広げられる近親相姦と権力争いがメインテーマ。
うぉう…この全編に溢れるお耽美ムード…。
出てくる子息も、お嬢も、時代ずれなんてもんじゃないよ。
 それでそういう『園』のお話かと思いきや、また途中でとんでもない流れが。
『神』登場―。(ぇ)
こここ、これ、お耽美小説なだけじゃなくて、ファンタジーか?!
 永代院の家の中でもさらに閉じられた場所に暮らす正妻は、脈々と続く永代院の始祖の妻(であり、歴代の主の妻)であった。
 ここから急にテーマが切り替わったかのように、ミクロからマクロの視点へ。
前半と後半、どちらが好きかと言うとまだ後半、かな。
もはや主の神様っぷりが清々しくなってくる。
 ラストの正妻の下りは、エヴァを思い出したよ。
 あー…しかしお昼のメロドラマにはならんわなぁ、これ。さすがに神様じゃねぇ…。
ちょっと異色の作品じゃないだろうか。なかなかないわ、このタイプは。
BG、あるいは死せるカイニス
BG、あるいは死せるカイニス (ミステリ・フロンティア)BG、あるいは死せるカイニス (ミステリ・フロンティア)
(2004/11/30)
石持 浅海

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 変わった設定と言う意味ではSF。
完全に今の時代の日本なんだけど、そこは人間が全て女で生まれ、一部だけが男に変わると言う世界。
斬新だ…。
 そんなわけでいろいろなジェンダー意識の違いを絡ませミステリーに持ち込んでいるんだけど、お見事、上手いです。
 ただ、男になると筋力が上がる、まではいいんだけど、理性的になりすぎるのか、知能まで高まる描写で、女は推理に向かない生物かよ…というひがみが入る。(苦笑)
だって今まで女でいた時は解けなかった謎が、男になったとたん解けるんだもん。
 ちなみに作者も言っておりますが、タイトルから何の話かわからん。なるほど、BGというのは男の中でも特別に才能を持った存在の事を言うようです。…カイニスって何??
 かなり特殊な世界ですが、ルールを飲み込めばその世界で確かに正統ミステリーを紡いだお話です。おもしろい。
 この人、気付けば『人柱はミイラと出会う』の人で、架空世界はなるほど、お手の物かと思った。
…が、筆致が別人みたい。
筆致で同一作者と感じるのは『心臓と左手~』の方で、『扉は閉ざされたまま』に至ってはもうどんだけ顔持ってるんだか。
個性がありすぎるのか、個性を消せるのか…どっちだ?何にせよ実力派作家さんと認識いたしました。
多分、他のを読んでも「あ、あの人だ」というの気付けないんじゃないかしら…多彩すぎて。
お稲荷さんが通る
お稲荷さんが通るお稲荷さんが通る
(2009/11)
叶 泉

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 あらすじが良さ気で。
未来。日本は滅び中国に支配され、自治区で日本人街を形成し、そこで細々と日本族が暮らしていた。
稲荷(名前)は京都の伏見稲荷の辺りと思われる日本人街で、娼婦をしながら暮らしている。
そんな稲荷がある日道ですっ転ぶと、お稲荷さんが憑いちゃって…。(ド根性カエルを思い出しました。)
 なかなかのテンポで進みます。
キャラがイマイチハマりきれないんだけど(日本族は娼婦しか出てこんし、あとは全員中国人だから違和感が)、総じて面白く読めたな。
 山に形成された住居が、かつての九龍みたいだとか、そういうごちゃごちゃ感が所どころ出てるんだけど、京都の地名はそのまま残ってて、どうもイメージが描き切れなかった。
都市名を変えてもっと雑多感を出して、エネルギッシュな中華ムード満載が良かったなぁ。
まあ、それでいて出てくる神様は皆日本の神様だから余計変な感じするだろうけどさ…。
 そう、この話には稲荷以外にも日本の神様が出てくるのね。
皆、依代とする女に憑いて現れるの。
廃仏毀釈ならぬ、廃神毀釈で、神社類は滅されている時代です。(神社スキー涙目。(笑))日本の神々は信仰を忘れられ、力を失っています。
しかも菅原道真も、ヤタガラスも、もはや可愛さ余って憎さ憎さ百倍なのか、日本族嫌いで…。
(マジもん神様の名前で日本を裏切るようなキャラにしちゃうの、すげーな。)
この違和感たるや。
 あ、あと神様が喋ったりもするんですが、おじゃるとか言われるのも、軽く引く。(笑)
まあ、神社スキーだから細かい設定が気になるんだろうな。
 他は…客観的に見て、皆誰かに惚れている(しかもことごとく一方通行)状態がごちゃごちゃしすぎ?
娼婦仲間のキャラが多少不必要な設定にも見えたり見えなかったり…?
 でもデビュー作らしいんで、それなら大したもんですよ。破綻のないエンターティメント。
次回作以降のカラーに期待です。
ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘
ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘
(2010/02)
水木 悦子手塚 るみ子

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 水木しげるの娘さんの話かとすぐ分かったんだけど、レレレは赤塚、らららは…ああ、手塚!
 と言うわけで巨匠3漫画家の娘さんたちの対談本です。
それぞれが選んだ父親の漫画も載ってます。
 興味深くはあったけど、やっぱり娘からみた父親としての話だから、そこに本人の意思確認はなく、イメージの3巨匠でしかないのかもしれない。とか思い始めるともう楽しくなくて。(苦笑)
 なんにせよ有名な父親を持つ子供の苦労はよくわかりました。三者三様の親子模様ですねー。
入浴剤465 薬泉バスロマン にごり湯 乳白色 重曹泉温泉ミネラル配合
n-465.jpg


●薬泉バスロマンは温浴効果を追求した入浴剤です。
●温泉ミネラル(有効成分)が溶け込んだ、にごり湯の保護コートで温浴効果を高め、湯冷めを防ぎます。
●全成分の90%が温泉ミネラルと生薬成分でできています。
●疲労回復・肩のこり・腰痛・神経痛・冷え症・リウマチ・あせも・しっしん・荒れ性などに効果的です。
●乳白色でシトラスフローラルの香りです。
●参考泉質 重曹泉。

 風呂を堪能しない短い入浴日に入るボトル大詰めものを買いたくて。だってもはや何も入れない風呂には入れない体になっているんだもの。
冬の間は米ぬかで過ごしていたんですけど、春夏は保湿重視しないから、安物でいいかと、それでも評判調べながら買ったのですが…。
 まずダメな所から。
香り。
いいって書いてあるレビューが多かったんですが、私ダメだわぁ、これ。
 なんと…形容すればいいのか。どれも違うんですが、合成した感じでお聞きください。
粉っぽい、温めたレモンの様な、トマトの様な酸味臭がシトラスという表現か。フローラルってのもむしろグリーンノート、シプレーの方が近いのでは…そして私はそれ系が好きでなく。全体的に安っぽいのもちょっと。
 まあ、これは完全に好みの問題です。別に客観的には悪い匂いとかじゃないんです。個人的に好きじゃないだけで…。
その冬の間の米ぬかは、一般的に臭いと言われるもののはず。でも慣れもあるんでしょうけど、私、この米ぬかの匂い平気なんですよね。だから決して好きな匂いじゃなくても全く気にならない。でもこの入浴剤は一般的に良いと言われるものなのに、自分の好みとして受け付けないんで、余計嫌いと言うか。
(と、言いながら2,3日で薄めに入れたら慣れてきた。)
 それから粉が計れない。
アホほど出たよ!超ぬるっとなった!(自分が悪いわけですが。)
よくよく見ると、蓋の内側が計量キャップになっているんですが―え?計量…皿??いやいやいや、線みたいな溝が2~3ミリ。小判形に掘ってあるだけだろ?これに入れて15gって、すり切り??すり切り出来る幅じゃないよ?これ?かと言って普通に盛ると何処までも盛れるよ?これ??
とにかく、計りにくい。
この二点は最悪だ。
 ついでに缶がえらい大きいんだけど、この蓋で湿気吸わないんだろうなぁ…??(不安)
 ただ、良い所。
今回の量にもよるんだろうけど、潤います。
乳白色だし、そこは文句なし。第一安い。デイリー使い最高!
 と言うわけで、匂いは慣れるのを期待、粉はとにかく少なめにがんばって出す。
この二つを目標に使って行きましょう。
★まとめ
色・素敵な乳白色
ファーストノート・ラストノート・微妙。説明出来ない。好きじゃない匂いだ。
湯・潤い最高
ラブコメ今昔
ラブコメ今昔ラブコメ今昔
(2008/07/01)
有川 浩

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 …すっげー、全部軍隊恋愛もの。ここまで来るとちょっと飽きるけど、有川さんの実力を信じて行ってみましょう。
 ―と、うん、これはちょっとくどいな。
どうも全話キャラも魅力的でなくはまれず。
なんか状況が必要なんだよねー、単なる自衛官の恋愛っていうだけじゃなくさ。それが必然である恋愛話ならはまれるんだけど、他の職業でも置きかえられる話になるとつまらなかった。
まだ読めたのは『青い衝撃』か『秘め事』かなぁ…。(タイトルこれでよかったっけ?)
『ラブコメ今昔』のタイトル小話はどこら辺がラブコメなのかすら不明。ううむ…。
 『塩の街』に続き下からランクだな。残念。
パズル・パレス 下
パズル・パレス (下)パズル・パレス (下)
(2006/04/04)
ダン・ブラウン

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 楽しみに下巻。
疾走感が最後まで持続、すごい!
どんでん返しを良い具合に織り込みながら、まさかの結末へ。まあ、主人公がハッピーエンドなのはわかるとして。
 コンピューターものと言うのも元々好きだけど、解りやすい範囲での知能戦話だったので、解らないまま雰囲気だけを楽しむ知能戦と違って満足度が高いです。
 後書きでは昔の作品だしデビュー作だから所どころ云々…と書いてるけど、私は全くそんな事を感じなかった。
欠点という欠点がなく楽しめたもの。唯一軒並み日本人の名前がしっくりこない所があるくらい。
 ここまで売れてる作品、ちゃんと眇めで見なかったのも久しぶりですよ。
他も行っちゃお~。
エスパー魔美
エスパー魔美 (9) (てんとう虫コミックス)エスパー魔美 (9) (てんとう虫コミックス)
(1987/04)
藤子 不二雄F

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 藤子作品は隙あらば毎度全巻読みたくなる。
 改めて読んでこんなん居たっけ?と思ったのは高畑さんの幼馴染。え…こんなライバル的な女の子、いたんだ。
まあでもすぐ消えるわけですが。
 高畑さんはアニメで見てたんで、常に冷静沈着、正義感の塊の様に見えていたんですが、意外と綺麗事だけじゃない所もあって、ちょっとイメージ修正。そういうのも悪くない。
 最終回がああいうものだと知らず、綺麗に終わるなぁと感じました。うんうん。
ラビパパ
ラビパパ 2 (fxCOMICS) (Fx COMICS)ラビパパ 2 (fxCOMICS) (Fx COMICS)
(2009/05/21)
安田 弘之

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 これ…実写化してるほど、売れてるんだ??
初めて見たんですが、ここに出てくるママが、他の漫画で主役(少女時代)張ってて、その流れが面白く感じ購入。
(え?ママ主役の本?読んでませんが。(笑))
なんだろう、この登場人物のその後話に弱い感じ。(爆)
 そこそこ面白く読みました。が、パパは草食系じゃないし、ママもツンデレ…ではないと思う。
ママのキャラ大好きだけどねー。
パズル・パレス 上
パズル・パレス (上)パズル・パレス (上)
(2006/04/04)
ダン・ブラウン

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 これはいける。
よくよく聞いてみると『ダ・ヴィンチ・コード』の人だったり。
デビュー作らしく、デビューものから上下巻って、どういうデビューの仕方なんだろう…。
 『ダ・ヴィンチ・コード』で有名になってから、すっかりキリスト謎解きの人かと思いきや、これは暗号、ネットものでした。へぇ、こういう流れから出発なのか。
謎解きやら、細かい設定、知識がなるほど、この人らしい。
決して解けない暗号を作った男と、暗号解読で国を守る管理組織。この両者の闘いに、いろんな企業やなんやらが加わり―。
 基本、謎解きに奔走する教授という形は『ダ・ヴィンチ・コード』と一緒なんだけど、パターンが違うから飽きないねぇ。
暗号解読やネットのあれこれも読者に解りやすく文中に入れ込んであるので、読みやすいし。
おもしろいです。
下巻も行っちゃう。
ふじいろの童話集(アンドルー・ラング世界童話集第12巻)
ふじいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第12巻)ふじいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第12巻)
(2009/09/29)
アンドルー・ラング

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 ついに読み切ったよ!全12巻、おめでとうっ。
振り返ってみればてんでバラバラな古今東西物語です。どういう集め方したんだろうね?
(まあ、そもそもラングがどういう人かも知らないわけで…。)
 と言うわけで今回も長いので続きにて収納☆
単行本ここまで読んだ自分メモ32
鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)
(2010/04/22)
荒川 弘

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 アル…ええ子や。普通出来ないよなぁ、ようやく取り戻しかけた肉体を諦めるなんぞ。
他、戦闘主体。ラストまでもう少しと言いながら、この巻自体はひたすら戦闘というイメージでした。絶望感たっぷりだけど、メインイベントであるだろう失明シーンに特に引っかかる事なく、むしろパンダ娘の強さの異様さに引っかかる。…なんでこの子はこんなに強いんだ?最終決戦に混じれるくらい…。
バクマン。 8 (ジャンプコミックス)バクマン。 8 (ジャンプコミックス)
(2010/04/30)
小畑 健

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 ここへ来て話題の蒼樹さん、ツンデレのデレ開始。可愛い事になったなぁ。もういいよ、福田にしとけよ。(笑)福田もいい男っぷりを見せました。
それに比べて中井はサイテー。あの純愛っぷりはどこに行ったんだ…。あの時の感動を返せ状態ですね。
 見吉はここぞと言う時に性格の良さを見せますねぇ。なんとしてもシュージンには岩井に勝ってもらいたい所。どうすれば綺麗に諦めてもらえるんだろうねぇ…。
 主に恋愛模様を楽しむ8巻でした。
絶対可憐チルドレン 21 (少年サンデーコミックス)絶対可憐チルドレン 21 (少年サンデーコミックス)
(2010/04/16)
椎名 高志

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 DVD付きもあったけど、まあいいや。通常版にて。
 まさかと思いきや、とうとうやった。パンドラ側が学園に参入。ありそうでなさそうだと思っていたのに…やるんだ。(笑)学園内で完結する話が多くなったらイヤだなぁ―と思ったけど、考えてみれば第三勢力の子自体、学園にいるんだから必至の流れか。
 オマケ漫画、他漫画のゲストキャラに対する紫穂の態度が卑屈すぎて違和感でした。(苦笑)
ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク 4 (ヤングガンガンコミックス)ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク 4 (ヤングガンガンコミックス)
(2010/03/25)
渡辺 道明

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 こちらもオマケ漫画が馬鹿すぎて笑える。み、皆大人になりましたー。(笑)青年編って書いてるのも笑った。
 本編はシェルの秘密メイン。ははぁ、そういう秘密が…とそのあたりはいいのだけど、シェルの女体化は正直きしょい…。(´Д`;)
何だろう、女顔とか、童顔とかそういう事じゃなくて、頭身が合ってない気がしてならぬ。
あの身長のままの女体化なら違和感ないんだろうけどね…。
 ところでこのシリーズの表紙、かつてのハーメルンに比べて寂しい。正直他の巻と見分けがつかんので、普通にカラー表紙描いて欲しいよ~。
おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)
(2010/04/23)
ひぐち アサ

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 試合一色。話的に動いてない気がしたんでそんなに面白くなかったかなぁ?ラストにちょっとだけ余韻を残しますが、敵校エピだしね。
 主人公サイドはまさかの敗退。おぉお、これ、負けありストーリーだったのね!奇跡的に勝ち進んでいくサクセスストーリーかと…。(まあ、リアル青春ものだし、それもおかしいけどさ。)
 切りよく負けで終わってるんで、次巻からの新展開が楽しみ。
そしてまたあの本の影響の続き
 いや、これはまあ関係なく前から買い揃えようと思っていた物。櫛。
買いました~。
ふふふ…以前から柘植の櫛をひとつ狙っていたのだわよ。
 100均ブラシはブラシで使うけど、日本の、女の髪は命ですの象徴としての、柘植の櫛!!
…本では桃の木の櫛が良いとか書いてましたけど、私の中では櫛は柘植なんだよなぁ…。
 子供の頃、母がよく柘植櫛を買ってきてくれてました。
まあ、それは飾り気も何もない細櫛で、何がいいのかわからんままだったわけですが―。
大人になったら憧れの一品に変わるのよねー、これが。
時間をかけて育てる系の道具の良さが。
 櫛には椿油を染み込ませて、馴染み良くしていくわけです。素敵だ…その佇まいが素敵だ。
 というわけで精神的拠り所な物欲でもって、長い事探し続けていた櫛。
見る機会はそこそこあるのだけど、いつも決定打に欠けて『買うとしたらこれかなぁ…』の物を、いつ踏ん切りつけるかで何度もスルーしてました。
それって気にいってるのか?いや、気に入ってるんだ、けど、あえて今買うかと聞かれれば悩む―。
 それが今回、いつもとは違う別の柘植櫛専門店を見つけまして。(今まで気づかんかったわ~、あんな所にあったの。)
そこであっさりこれぞというものに出会う。
おおおおぉお、店が変わると製品も違うなっっ。
『まあこれか』、の物の二倍以上のお値段しましたけどね…。むしろ踏ん切りがついたってもんだよ。
 首尾よく手に入れ、只今椿油調整中。
一週間くらい寝かすところから始めてます。
しばらくは手入れしつつ馴染ませていくよ~。わくわく。
テーブルはテーブル
テーブルはテーブルテーブルはテーブル
(2003/04)
ペーター ビクセル

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 なんと言うか不思議な作品。
実験的なのかな―?言葉を弄んで作品にしてる、みたいな。
言葉遊びとも違う。
一番近い感覚に陥ったのは『文体練習』かなぁ。
それをきちんと作品でやってる感じ。
ただ、ショートショートでもなし、言葉遊びでもなし、どっちつかずとも…。
 普通に流し読み出来るくらい、悪い点もないんだけどね。
読了。
レベッカ
レベッカレベッカ
(2007/05)
ダフネ デュ・モーリア

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 古典ホラー(らしい)。
映画とかにもなったみたいね。母が「また古いの読んで」と言っておりました。
 映画化を考えると、確かに昔の洋画(ミステリとかサイコホラー)チックで、あの独特のモノクロフィルムを思い起こさせる映像で頭の中を巡りました。
まさにゴシックホラー。
でも、幽霊が出てくるわけじゃないんです。
 主人公は天涯孤独の若い娘。
旅先で歳の離れた御曹司と出逢い、すぐに結婚。
彼の故郷と言う大きなお屋敷と土地に移り住んできたのだけれど、会う人会う人、自分を誰かと比べている―?
それは『レベッカ』。彼の亡くなった前妻。
素晴らしく知的で、ユーモアに溢れた美女。皆に愛されたこの館の前夫人。
館の隅々には彼女の残り香が溢れ、彼女に心酔するメイド頭や、土地の人々。
主人公は何かにつけ亡くなった才能ある前妻と比べられ、やがて夫との仲もぎくしゃくしていく…。
 この孤独感たるや。
かたや田舎の内気な小娘。かたや上流階級の知的美女。
そして亡くなった人との思い出と言う敵わないものに、主人公は挑まなければならないのです。
それは時に嫉妬や、恐怖、孤立感を生み出します。
特に彼女に異様な執着を見せるメイド頭は、主人公の事を『奥様になり変わろうとする敵』とみなして、相当陰湿に攻めてきます。
 ラストへ至るストーリー運びはまた見事。
話が進む度に、どんな展開があってもなだらかで、突拍子もない構成にはなっていないんです。
 相当分厚い本だったのですが、丁寧に、純粋に読書を楽しめました。
ワクワク感とかとは違う、いい読書をした気持ちが大きく残る一冊。良書。
鏡買っちゃいました
 お察しの通りこの間読んだ本の影響です。丸い鏡が急激に欲しくなった。
今まで何の変哲もないやつだったからなぁ…。
 まあ、その実私、アンティーク一歩手前のでかい鏡台持ってるんで、本来わざわざ鏡なんて要らないはずなんですが…これが、要るんだ。視力悪いから、顔いじる時に奥行きの向こう側にある鏡台の鏡じゃよく見えんくて…。OTL
(さらに腰も悪いので、そこを無理やり覗き込んで何かするなんて自殺行為。)
 と言うわけで、鏡台の鏡の前、台のぎりぎり手前に小さい鏡をおいて手元でごそごそ顔いじる毎日ですよ。
なんかおかしい。

 さて、いざ丸い鏡を探そうとするとないもんですね、驚くほど。
壁に添え付けるタイプならまだしも、自立するタイプの鏡で丸ってさ。
 大体壁に添え付けるタイプの鏡なら丸いやつ、うちにあるんだよ。
それも芸術家肌だった叔父が彫った作品。
しかしこれだって、上記の理由で自室の壁に付けた所で視力が効かんわけで―。
 まさに一日中の買い物で、ようやく探し当てた「これぞ!」という鏡は見事に在庫なし。
好みとしては丸くて大きすぎなくて、一本足でちゃちじゃなくて、枠がプラスティック以外の素材。角度がつけられればなお良し。
この一本足の丸い鏡ってさー、それしか見つけられなかったくらいにマイナーデザインなのね。(´Д`;)
皆フレーム足と言うか…写真立てタイプなんだわ。
 結局まあ、こんなもんかという日和っちゃダメなのにそこそこの丸い鏡を買っちゃいました。
必要ないけど拡大鏡が裏についてるタイプの。
本当は裏に指紋が付くから、両面鏡って嫌いなんだけど、十中八九丸いタイプの鏡の裏には拡大鏡がついてるのな。
(四角い鏡で拡大鏡って構造上無理だったりするんだろうな。)
うん、まあ、今の四角くてちゃちいプラスティックよりは理想に近づいたから良しとしよう。
 しかし基本、物は使い潰してからでないと買い替えないタイプの人間なので、この先どこかで理想の鏡に遭った時、相当買い替えを悩みそうです。
(もちろん今回、古い方の鏡はちょうど浴室に鏡が欲しいなぁと思っていたので、そっちに廻しました☆)
 なんせとりあえず買った100均のプラスティックブラシをもう20年くらい使っているレベルなもんで。
壊れないね…うん。分解出来て洗えるし、プラだから下手に汚れないし…なんて優秀な製品だよ、100均…。
(むしろ合間合間に買う、猪毛だの、豚毛だのの高級ブラシの方が、衛生的にお手入れしきれなくなってお陀仏していく。(苦笑))
ウィザードリーの地下迷宮(実写版)へGO
 してきました。(笑)
ええ、まあ、そりゃ実際は違うんですけど、どう見ても例の迷宮なMAPに、地下で、迷宮で、忍者と言うコンセプトな某所です。うふふふふ…。(*ノノ)
これ目当てで行ってきた、ってどんだけ。(笑)
客引きの人に即答で「入ります!(てゆうか今日の目的だよ!)」状態。
 案内されて岩場の暗い階段を地下へ降りて行く間にも、梯子とかが素敵に上に伸びてて、それだけでウィズを想像して笑える。(妄想)
 迷宮の入り口でライトを借りてから、中へ入って行くんですが、思ったよりも暗闇じゃなかったです。
最初はライト渡されるくらいだから、もっと真剣に真っ暗なのかと想像でビビってたよ。
 しかし実際ビビったのはその後で―
生きてる人間(スタッフさん)の存在。
このスタッフさん(忍者です)、マジに気配ねぇ…。
忍び足袋は本当に足音しないもんなのね。
 上(!)から、背後から、唐突に声掛けられる度、楽しまさせてもらいました。身軽っつーか、先に曲がったと思ったら消えてたり、ね。
普段こういうののリアクション悪い私が、どんだけ笑ったか。
たーのーしーーーっ。(笑)
 一応形式的に試練みたいなものがあるんですけど、失敗しそうになると上手い具合に誘導してくれる―役のようです。(これ…客がたくさんだとどうするんだろう。面倒見切れないよね??)
まあ、店の思うつぼに、超簡単な試練をしくじりそうになり(オイ)、助けられながらGOAL。
それで宝物をゲットしました。
入場料の4倍にあたる市価のグッズもろたです。ラッキー♪
 この迷宮はスタッフさんあってのおもしろイベントだと思いました。忍者、萌える~。(クノイチもいるよ!)
かなり満足です。( ̄ー ̄)フハハ☆
あるキング
あるキングあるキング
(2009/08/26)
伊坂 幸太郎

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 若干文章が詰まってる感じを受けたけど、不思議な魅力。『死神の精度』と同じ人かぁ…どうも繋がらない。はて。
同じ人と言われればそうだし、違うと言われればそうって感じで、テイストの問題だろうか。
ここに『魔王』とか入ってくると、もう。(苦笑)
単純に雰囲気までもの引き出し多いのか?
 最後まで読んじゃうと可もなく不可もなくなんだけど、途中までは変わった小説と言う感じで引き込まれました。
一人の少年が主人公なのだけど、一人称が神視点で語りかけ口調なのね。
その少年の運命を全て先に知っていて、導く感じで。それに伴う(多分運命の女神的な)不吉な黒衣の女たちとか。
でもそこら辺はファンタジーでなく、あくまで彼の人生に直接的な関わり合いはない。狂言回し的役割と申しますか。
 で、主人公の名は『王求』(おおく)。
王に求められ、王が求めるという生まれながらの王という意味を込めて。
なるほど、キングか。
しかしこれ、つなげて読むと『球』。(なんか糸色望みたいだな。(笑))そう、野球の話なんですねー。
 最初から両親に野球選手になるべく育てられ、そう信じられ、また実際に運命がそうさせていく天才野球少年の半生小説。
強すぎて味方チームからはつまらないとハブにされ、敵チームからは敬遠され、とことん不幸なんだけど、なんとかプロにまで。
 しかしこの主人公、感情が薄いと言うか、ひたすら空っぽに思えます。怒らない、笑わない…登りつめて行く彼の野球人生に比べて、どんどんと感情移入が出来なくなる読者の私。
 うーん…これ、ラストどうなるんだ?で、ラストを知ると、なんか裏切られた感じのラストシーンが。
か、可もなく不可もねぇ…。
 設定や人生に起こる事件や周囲の人々。そこら辺は面白いのに主人公にシンクロ出来ないのがあいまって、非常に微妙な評価です。