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ドラゴンズ・ワイルド
ドラゴンズ・ワイルド (ハヤカワ文庫FT)ドラゴンズ・ワイルド (ハヤカワ文庫FT)
(2009/05/30)
ロバート アスプリン

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 アスプリンの新作!
と思ってわくわくして読んでたら、どえらい失意のどん底に叩き落とされました。

ア、アスプリンってお亡くなりになったの?!!?(´Д`;)

 し、知らなかった…。一年くらい前だそうです。まだ62だったと言うのに、急死だそうで…。
マジカルランドもお騒がせシリーズも、このドラゴンシリーズ(始まったばかり)も、全部完結を見てないのに、これはかなりショック。
まあ、基本単刊読み切り続きものだから、区切り自体は生煮えじゃないけど…。
 それでも彼の作るキャラ達はどれもハズレなしに味のある愛べきキャラばかりだから、行く末が語られなかったのは本当に残念。
 ただし、一時期スランプに陥っていた打開策なのか、それぞれのシリーズには共著で書いていた時期があり、マジカルランドはその時の相棒、ジョディ・リン・ナイが続きを引き受けたそうです。(え?20作目となる『Myth-Fortunes』すでに出てるの??いっつもアスプリンの名で本探してたから全然知らなかったよ…。)
 …本当、山あり谷ありだよ、このシリーズ。幸せに続いていくことを望む。
(つか、ジョディ・リン・ナイってあの『歌う船シリーズ』の人か?!すげ…あれも好き。)
 同時に訳本はまだらしいんだけど、このドラゴンシリーズは2まで書きあげてるみたい。(09年4月発行Dragons Luckとな。亡くなってからの刊行ってなんかあったのかね?)
 遅ればせながらアスプリン氏のご冥福を祈ります。たくさんの素晴らしい物語と愛すべきキャラ達をありがとうございます。

 で、肝心のドラゴンズ・ワイルドですが、前シリーズ二つを足した感じ。
カジノ経営物で、ドラゴンの血を引く主人公がその他もろもろの人外達と、丁々発止のやり合いをしていくコメディタッチの物語。
あー、アスプリンらしい。
 序章という感じで、キャラ達の掘り下げが始まったばかりです。
一見優柔不断(でもカリスマ性高し)の主人公を書かせたら右に出る者はいないんじゃないか?
あと、対して女性が強いんだ、彼のお話は。
西洋のドラゴン、東洋のドラゴン、カジノや麻薬密売グループ、FBIに州警察、政治家に資産家、すっちゃかめっちゃかの対立です。続編でドラゴン以外のキメラや動物使いいろいろ出てくる引っ張り方でした〜。
 とりあえず続編の翻訳望む。さすがに共著ではないので、このシリーズは未完で終わるんだろうなぁ…。