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大正野球娘
大正野球娘。 2 (リュウコミックス)大正野球娘。 2 (リュウコミックス)
(2009/06/20)
神楽坂 淳

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 雑誌でちらりと見て気に入って単行本をば。本当にちら見だったのに、珍しい買い方しちゃった。
 原作あると書いてあったけど、なんか漫画版のキャラが良くて。
アニメ化も書いてあったけど、また漫画版とキャラデザ違うなぁ…。
萌え度ではそらアニメの方が良いですけど、アニメ版のデザインじゃ、ちっとも大正感が出ていません。あかんやろ、これ…。
 その点、この漫画版のはきちんと大正感が出ていて雰囲気たっぷり!
お穣の髪型や、小梅の中学生(子供)感、たまきのリアリストな表情とか、乃絵のしっくり感、断然こっちだわぁ…。
 特にアニメ版のお穣は今時のお嬢様っぽさだし、許嫁のいるような大人さがない。
他のどのキャラ見ても、萌え狙いのデザインってだけだしな。
 原作がどういう順序でどこまで描いているのかはわかりませんが、漫画版は時系列めちゃくちゃで読み切り基本のよう。
最初、2巻から読んだのかといぶかしんだ第一話。
はなから野球チーム作った後でした。
でも2話で結成の秘密が明かされ、そこからはいちいち女学生のノリと会話が楽しい。
野球ものと言うより、大正学園ものとしても面白いと思う。
男女交際のレベルも昔のだし、微笑ましいや。
お穣の婚約者も馬鹿坊ちゃんだけど、いい味出してます。
 ちなみにこの野球チーム、お穣の婚約者のぼんくら具合に腹を立てて『男子を野球で負かして鼻柱折ってやっちゃいますわよ』な結成理由。
そんな理由なのに、勝とうが負けようが、父親の言うとおり最終的にはちゃんと坊ちゃんとは結婚しますと言うお穣の割り切ってる所がまた素晴らしい。
品格とプライドを併せ持つ素晴らしい女性かと。
 2巻ラストは打ち切りかと思ったくらい未来の話で乃絵の回想話(またいい話)になってたけど、本誌連載続いてるし、最後まで読めるみたいね。なんせ2巻終わってようやく資金集め終了、練習開始、だもん。
 ちょっと古臭い絵だし、テンポも構図も今風じゃないけど、私、このテンポ好きだわぁ。
ちょっとあさりよしとお風にも感じたり。
原作読んでも面白そう。
原作の方、3巻目は『帝都たこ焼き娘』だって。そそるじゃない。(笑)