![]() | たまゆらり (2009/04/17) 高橋 克彦 商品詳細を見る |
高橋克彦だけど、私の本じゃない。母の〜。(どんな親子なんだ、もう…。)
まあ、情操教育絵本からホラー一色だったうちの家です。
子供の頃読んでもらってた定番はブラム・ストーカーのドラキュラだしな。(また由緒正し過ぎる本格派…。)
そんなわけで高橋克彦、さらっと読みました。
いいねぇ、短編連作、つながっているようでパラレルのような現実感の希薄さと、それが故の不安定感。
主人公は小説家で、いろんな不思議な目、時には自ら恐ろしい怪物となり、ホラーな状況を披露してくれるのですが、どれもこれも、次の作品ではまた平穏無事に主人公がスタートするので、奇妙なホラーゲームを何度もリスタートする気分。
こういうの、怖いよね。
無理につながっていながら、実は別人かもしれないキャラ(しかもそれが主人公)。
綾波…?(笑)
また、主人公の立ち位置が、悪夢を見る側、見せる側にもコロコロ変わるのが拍車をかけてる。
不安を感じさせるのにこの設定は上手い。
勿論どこにもこの小説家が『すべて同じ人物』とは明記されてないんだけど、勝手に読者はつなげちゃうわよね。
一人で怪奇コレクション書いてるみたい。
面白かったです。
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