![]() | 死ぬまでお買物 (創元推理文庫) エレイン・ヴィエッツ (2006/05/27) 東京創元社 この商品の詳細を見る |
あらすじを見て借りねばと思い借りたはいいが、期待してなかった。
ら、当った。(*ノノ)
大当たりとはいいませんが、稀に見る『読みやすさ』と『展開の無理のなさ』。
間をはしょらないでしっかり読んでいけるこの文章の力は凄いなぁ。
海外物なので、もしかして訳者が上手いのかというくらい、スムーズに読めます。文章のバランスがいい。
無駄な長文も無く、台詞と情景のどちらも主張しすぎないペース配分。
意訳も多分、違和感無く決めている。
このおかげで、そこそこの量をだれる事無く読み進めていけます。
しかもやっとここまで読み進めたか、と思うあたりでさらに深い展開が待ち構えてナイス。
物語はサロン的な雰囲気を持つ高級ブティックで勤め始めたワケ有りの女性、ヘレンが主人公。
あっちは中年女性がヒロインな事が多く、日本の乳臭いヒロインなんかお呼びでないですよ。(笑)
勤め始めたブティックで売っているものは服だけじゃなかった?
起こり始める殺人、不可解な荷物、etc…。巻き込まれないようにヘレンは常に転職を考えるのだけど、そうそう上手くはいかないようで―。
ここにヘレンのアパートの住人や、元旦那なんかも絡んできて、物語はどこへ転がっていく?
っていう風なミステリー。
次から次へと山場があるので、飽きない読書時間を提供してくれます。上手い。

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