無料オンラインゲームの公認イラストレーターとしてネットに入り浸る日々。 イラスト・書物・ネットは生活の一部です。コメント歓迎。 リンクフリーのブログです。( ̄ー ̄) since2005.05.15
個室でランチ
 本日は友人とランチ〜♪
…のはずでしたが、お互い空き時間が早まったり予定がずれ込んだりで逢う事ならず。いやん。
仕方なく台風が近づく中、一人で旨いもんでも食べるかぁ、と飲食店を眺めては練り歩きました。
 かなり歩いてからふと、和風の良い感じの店があったので入店いたしました。
…と、なんか間口がやけに広くて、どこぞの料亭の雰囲気だなぁ??
一瞬ひるむも値段は高くもなかったし、案内され個室へ。
…個室?へぇぇ…全グループ、個室なんだ…。(==;
普通のお気軽飲食店と思っていたので意外なサービスに驚き。
 ちなみにお通しされた際、何回も廊下を曲がるので、

帰りに軽く、迷うな、と思った。(有り得ない)

部屋は御簾は吊ってあるし、格子戸もしっかりしているし、仄暗い落ち着いた照明で他の客とは完全に遮断されている。

むしろ店員とも遮断されているので本読みまくりのくつろぎ放題だな??

今日は本を持って外出していたのでグッドタイミング。
 お食事はこんな感じ。
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(画像調整したけど本当に仄暗いな…。^^;)
これにデザートとドリンクが付いて、えらい安かった。
かなりのんびりしたし、場所代と考えるとさらにお得〜♪料理も文句無しに美味しかったし。デザートのケーキがたまらんかった。(//▽//)
ご馳走様でした。

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ペンの調整挫折中
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 何回やっても前と同じ良い感じの設定に戻せんわ。^▽^;
すでに諦めてほいほいと。
調整時に描いてたラクガキです。

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ツォツィ
ツォツィ ツォツィ
アソル・フガード (2007/03)
青山出版社

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 人殺し、強盗、盗み…生きる為に悪い事なら何でもやる黒人の青年、ツォツィ。
彼は自分の過去を何も知らず、名前すら持たない。
それに苛立ちを感じながら、日々を空しく、いや、それすらも麻痺した状態で過ごしていた彼が、ある日赤ん坊を拾います。ほとんど押し付けられたようにして彼の元にやってきたそれは、彼に疑問を投げかけた−。
 と、こんなストーリーなのですが、お涙頂戴の単純なヒューマンドラマに非ず。
赤ん坊を育てる事によって人間性を取り戻して…ってそんな単純な話じゃないのです。
おとぎ話のように、人は容易く善人にはなりません。
 このお話がぐっと来るのは、赤ん坊が彼に何をもたらしたか。
赤ん坊はツォツィに『どうして?』を与えたのです。

 今までそれが当たり前すぎて疑問にも思わなかった犯罪。それが犯罪という概念も持たず、ただ息をするのと同じように送ってきた生活に、やがてツォツィは意味を求めるようになります。
『生きる為?でもカモを殺すも殺さないも、俺次第。あの瞬間俺はカモの命を左右する決定権を持っていた。俺が、この俺が!決める事が出来るんだ!!』
ツォツィは、人生を決めているのが自分だと、気づくのです。
 人生を決める事が出来ると気づいた時、ツォツィはどうしようもなくなってしまった乾いた日常にただ流されて生きていく事から、抜け出せるという希望を抱いたのかもしれません。
しかし本書はそんなツォツィをはっきりとは語りません。
ツォツィは苛立ち、それでも赤ん坊を死なせてはいけないという衝動だけで、ゴロツキの仲間と別れ、孤立していきます。
意味を持とうとした人間がはみ出していく、そんな部分にも、やるせないストリートの世界が表されているように感じます。
 この作者は、作品のテーマとやらを、文中で何も語っていないはずなんです。なのに、すべてを読み終えた時、その何かは確実に読み手の体に染み込んでいる…。
それに名前をつける事は出来ません。でも、『これが小説の表現なのか、伝えるという事なのか』と思うと、素直に作者の技量に拍手を送らざる得ません。
 黒人、ストリートと言うと日本人には感覚としてわかりづらい舞台設定だと思います。
しかしそれでいて知らない世界でありながら、そこに彼らが生きている息遣いが聞こえる小説です。
 ラストも決してハッピーエンドとは行きません。
しかし最後に残るのは、どんなに他人から同情されるような人生でも、本人が自分の人生の意味を見つける事は決して不可能ではないのだなぁという、一縷の希望です。

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