![]() | 鬼仙 南條 竹則 (2006/12) 中央公論新社 この商品の詳細を見る |
軽めの中国伝奇もの。
読んでみてあんまり中国っぽくないなぁ〜と思った。
というのも、あちらからやってくる民話とかの独特の味が感じられないから。濃くない。テイストが薄い。ていうかこれ、フィクションだよね?(作中の民話等の引用とか。巻末資料見る前に返しちゃったよ。)
そもそも気付くと日本人が『中国伝奇風』に書いていた。…道理で。
なんとなくね、イメージが軽すぎると思った。
たまたまかな?そこら辺を嗅ぎ分けるほど中国ものは読んでないつもりなんだけど…。
作品全般の狙いが古典なのかそうでないのかがはっきりしておらず、微妙な出来。
とはいえ日本人好みに話は構成されてます。
外国物にはよく「なんでそんな結末?!」と言う風な話がありますが、この本はどれも納得の行くラストにしてくれてるんで、そこら辺はOK。
短編集なんですが、タイトルにもなってる『鬼仙』なんて、とにかくスカッとします。
あ、戦闘とかはないですよ?
でも善人は救われ、悪人は滅ぶような話。
美人の仙人が大活躍、気持ちいいです。
ま、キャラ物じゃないからどこにポイント絞って読むかによって評価分かれるなぁ…。

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