元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
片づけられない人のパパッ!と整理術

 これはお役立ち。
いつもはっきりとしたターゲット層がないままに整理や収納、断捨離を説く本が多い中、かなりはっきりとタイプ別に分けて問題に解答を出してくれています。
最初にするのはタイプ判定と言う、頼りになる一冊。
 読んでいて確かにタイプじゃない部分の話はまったく琴線に触れずに流すけど、タイプ通りの話は、役に立つ知恵などもあり、神妙に聞けた。
 また終着点の途中、最初はこれから等、いきなり解答だけを出すのではなく、途中式を見せながら説明してくれているので、どこから手を付けていいか途方に暮れている人にも最初の一歩が踏み出しやすいと思います。機嫌良く読了。
捨てられない服の片づけマジック!

 最初に言っておくと、個人的に相性が悪い本で文句たらたらの感想です。が、これは確かに捨てられるなぁと言うある意味タイトルに偽りがない所は評価出来る本。
とにかく大人ならもうこんな服はダメだ、あれはダメだ…のオンパレードで、も、もう何も着れないよ!となって捨てるしかなくなる感じ。
(…が、『実際に着て見て自分で判定!』とも言うんで、結局このダメ出しも個人差の問題なんじゃないの?と言う域を出ないのはどの本も同じね。)

 ポイント自体は結構ダイレクトに事細か。
大人なら、と言う部分が強調されるけど、ジャケットは必ずしもたくさんなくてもいいと言った次に、本人はトレンチコートを10着も持ってたり、さらにその次にジーンズをコレクションしていてもあれは元々作業着だからだからどうだとか、Tシャツも元々下着だから…みたいな発言も―。
ううーん、トレンチ10着の方が私にはわからん。
 元がどういう発祥の服でも、今現在受け入れられている意味の方が大事なんじゃないかなぁ。
キャミソールとか、浴衣とか、ハイヒールとか昔の定義で扱う人も今いなかろう?。
 一方で昔と違って化繊も良いものが出てきた、天然素材はすぐにみすぼらしくなるから拘るな、なんて話も。
どうも昔と今と、引き合いに出す部分に一貫性がない気がしてなぁ。
ポイント自体は問題ないけど、理由付けの説明が引っかかるのよね。

 他、スポーツウェアだの、白シャツの似合う中高年はいないだの…。
基本カジュアルをNGにしている様ですが、大人と言う枠で判定しているので、今の時代、ファッションってもう少し自由かな、とも思う。
勿論モデルを参考にしても仕方ないのは同意だけど、それって逆に若くても…似合わない人も居るって意味でもあるし。
 これは服のチョイスの仕方が問題なんじゃなくて、自分のルックスが崩れていくから誤魔化せるチョイスが減っていくと言う方向の問題なんだと思う。
 いやぁ、でも上品な服って、お出かけならいいけど、それで毎日生きていけるのかな。楽ダラな服も否定されてるけど、オンオフ切り替えって要ると思うので、例えオン系の人でもオフ系服は要るだろうに。
全体的にオン系に傾きがちで、生活が違うとまるで参考にならないレパートリーかと思います。

 色々書いてますが、タイトルに偽りなく荒療治にいい本ではあります。
手持ち服をけなされてナンボ。捨てられない服ってのは、本人の惰性やこだわりで『置いているけど本当は捨てたい、でもふんぎりが…』と言う状態だからこそ『捨てられない服』って言うんだと思うし。
 本人も心のどこかで要らない、邪魔に思ってる服の後押しをするにはこれくらいきつく言わなきゃ駄目よね。
自分もぐぬぬ、となりながら考えてみたわ。
 単純に自分で服の整理が(上手いか下手かは別として)出来てる人が読むと、ここに出て来るダメ認定された服がクローゼットにある度に、ピキピキきちゃうパターンだろうな。選択した上で残ってる服なのに、それすら否定されるとねぇ…。
 毒にも薬にもなる一冊。
つまみ食い本11
 ―電車に乗る時に読もうと思って、チョイス。
何が共通点かって、掃除ものは勿論、全部『文庫』だよ☆軽さ小ささって大事だよね…。
 で、全部流し読みでなくちゃんと読みましたけど、まぁ大体似たり寄ったりで過去に読んだやつと変わらないので(イギリス式ですら、同じ作者の本を前に読んでたしな。なおそれもイギリス系生活本。)
代り映えしないチョイスです。





サルでもできる家事いっさいがっさい

 あら、絵がポップね…。
何と言うか、家事本ではあるのだけれど、ある程度やってる人が、こんなやり方もあるのねを見つけられればいいかな、的な本かな。
 なんせ読者投稿型と言うか、皆バラバラに「うちはこう」「これとこれがあればいい」とか勝手に言い募ってるだけの態だから。
正解がない形の本。
 いいなぁと思った数少ない知恵は、調べてみると今はもうないサービスだったりしてちょっとがっかりしたわぁ。
 同じページに全く正反対の意見が載ってたりするのもご愛嬌。(散らかし部屋とキレイ部屋のためにひとつ部屋を多く借りると良いと言う人と、散らかし屋は少しでも広い部屋数に住むと、管理出来ないから絶対ダメと言う人と。わざと同じページに載せているのかと勘繰った。)

 どん引いたのがホテルのバスタオルを持って帰れとか書いてるやつ。しかも部屋のは足が付くから、廊下に置いてるやつを狙えとか。それは泥棒と言いますが?
 編集でチェックするだろうに、こういうの平然と載せてるってどういうつもりなのか。これ読んだ瞬間、他のちょっとした知恵も吹っ飛んでふざけんなと思った。
 あと元々何かの雑誌とかに載ってるやつなのかな?この本の中だけで通じてる単語があって、それの説明が流し過ぎ気味で、ちょっと意味が解らなかった。そもそもOL委員会ってどこの何だったんだろう?
野比家の借金

 野比家を基に、お金の勉強をしようと言うちょっと変わった本。
発売当時から少しは経っているので、現代に則しているかは不明だけど、まぁペラペラと―。

 で、最初に野比家でどうモデルにするんだと思っていたら、なんてことはない、単にお金の仕組みを話す時に、名前を野比家を当てはめるだけで、『もし株を運用したら』とか、全然ない話まで仮定で説明に使うだけ。…何なんだよ、それは…。
 まぁ過去と未来がわかるドラえもんの世界ですから、子どもが出来たら、とかはやり易かろうが、それならサザエさんとかでも出来るわけで―。

 あと、話している内容はきちんとした経済なんだけど、資産価値と言う市場の話に視点を置いているから、例えば持ち家があったとして、それの価値が減っていく…って言ったって、住む場所と言う確保の心理的価値を組み込んでないから比較が微妙。
個人的には私も賃貸派ですけど、未来的に古い家の資産価値が下がっていたら運用的に負けって言われても、住む場所確保してるだけで価値があると思うんだけどな…。他人の土地には勝手に住めないし、屋根だって壁だって箱が要るんだぜ??
(一応、賃貸に住んでる場合との経費の比較もしてはいる。が、これは著者も言う様に、それぞれの派閥で好きに書き換える事の出来る想定ストーリなので、どちらを信じるべきと言うのは断定しにくい。)
 あと、借金をして家を買って資産価値が下がると言うのに対して、賃貸派はその間に現金を運用して資産価値を上げると言う前提なので、資産運用に失敗、あるいは資産運用など何もしてなくても条件変わっちゃうね。

 他、結婚するべき?子どもにかかるお金は?転職は?と人生の大きな問題をお金に絡めていくつか。
 まぁ、これも著者が言っている事だけど、何が正解かなんて人それぞれだから、この本を読んで文句を言ってもいいから、自分の人生設計に目を向けようよと言うのが目的らしく、中身については二の次かもしれない。
 …最終的には、何をやったってどうなるかわからない、と言うのが脳裏をかすめたなぁ。
開き直ってもいけないと思う、お金の話でした。