元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
つまみ食い本11
 ―電車に乗る時に読もうと思って、チョイス。
何が共通点かって、掃除ものは勿論、全部『文庫』だよ☆軽さ小ささって大事だよね…。
 で、全部流し読みでなくちゃんと読みましたけど、まぁ大体似たり寄ったりで過去に読んだやつと変わらないので(イギリス式ですら、同じ作者の本を前に読んでたしな。なおそれもイギリス系生活本。)
代り映えしないチョイスです。





サルでもできる家事いっさいがっさい

 あら、絵がポップね…。
何と言うか、家事本ではあるのだけれど、ある程度やってる人が、こんなやり方もあるのねを見つけられればいいかな、的な本かな。
 なんせ読者投稿型と言うか、皆バラバラに「うちはこう」「これとこれがあればいい」とか勝手に言い募ってるだけの態だから。
正解がない形の本。
 いいなぁと思った数少ない知恵は、調べてみると今はもうないサービスだったりしてちょっとがっかりしたわぁ。
 同じページに全く正反対の意見が載ってたりするのもご愛嬌。(散らかし部屋とキレイ部屋のためにひとつ部屋を多く借りると良いと言う人と、散らかし屋は少しでも広い部屋数に住むと、管理出来ないから絶対ダメと言う人と。わざと同じページに載せているのかと勘繰った。)

 どん引いたのがホテルのバスタオルを持って帰れとか書いてるやつ。しかも部屋のは足が付くから、廊下に置いてるやつを狙えとか。それは泥棒と言いますが?
 編集でチェックするだろうに、こういうの平然と載せてるってどういうつもりなのか。これ読んだ瞬間、他のちょっとした知恵も吹っ飛んでふざけんなと思った。
 あと元々何かの雑誌とかに載ってるやつなのかな?この本の中だけで通じてる単語があって、それの説明が流し過ぎ気味で、ちょっと意味が解らなかった。そもそもOL委員会ってどこの何だったんだろう?
野比家の借金

 野比家を基に、お金の勉強をしようと言うちょっと変わった本。
発売当時から少しは経っているので、現代に則しているかは不明だけど、まぁペラペラと―。

 で、最初に野比家でどうモデルにするんだと思っていたら、なんてことはない、単にお金の仕組みを話す時に、名前を野比家を当てはめるだけで、『もし株を運用したら』とか、全然ない話まで仮定で説明に使うだけ。…何なんだよ、それは…。
 まぁ過去と未来がわかるドラえもんの世界ですから、子どもが出来たら、とかはやり易かろうが、それならサザエさんとかでも出来るわけで―。

 あと、話している内容はきちんとした経済なんだけど、資産価値と言う市場の話に視点を置いているから、例えば持ち家があったとして、それの価値が減っていく…って言ったって、住む場所と言う確保の心理的価値を組み込んでないから比較が微妙。
個人的には私も賃貸派ですけど、未来的に古い家の資産価値が下がっていたら運用的に負けって言われても、住む場所確保してるだけで価値があると思うんだけどな…。他人の土地には勝手に住めないし、屋根だって壁だって箱が要るんだぜ??
(一応、賃貸に住んでる場合との経費の比較もしてはいる。が、これは著者も言う様に、それぞれの派閥で好きに書き換える事の出来る想定ストーリなので、どちらを信じるべきと言うのは断定しにくい。)
 あと、借金をして家を買って資産価値が下がると言うのに対して、賃貸派はその間に現金を運用して資産価値を上げると言う前提なので、資産運用に失敗、あるいは資産運用など何もしてなくても条件変わっちゃうね。

 他、結婚するべき?子どもにかかるお金は?転職は?と人生の大きな問題をお金に絡めていくつか。
 まぁ、これも著者が言っている事だけど、何が正解かなんて人それぞれだから、この本を読んで文句を言ってもいいから、自分の人生設計に目を向けようよと言うのが目的らしく、中身については二の次かもしれない。
 …最終的には、何をやったってどうなるかわからない、と言うのが脳裏をかすめたなぁ。
開き直ってもいけないと思う、お金の話でした。
これが正解!ひとり暮らしスタートブック

 雑誌以上、専門書(?)未満的なイメージの本かな。
そのために必要な知識は網羅されてると思いますが、これを読んでいざ行動出来るかと言えばまぁもうちょっと読み込みたい所。自分でやるとなると通り一遍の事じゃなかなかね。
 最初から小難しい知識だの、方法だの覚えるのもしんどいからこれくらいでいいのも知れませんが。
 ただやっぱり住居に関するお金の話や、それこそ家事のコツなんかは突き詰めるとどこまでもいきそうなので、それぞれには別の本が必要そうです。
別冊特集本ぐらいの気持ちで読むべきかな。

 なんか家事本とか、家関係の本とか、必要でもないのに好きだから読んじゃうんだよねぇ…。
家事がしやすい部屋づくり

 最初にほほぅ、と思ったのは、2K団地で2人暮らしと言うこの下地。
…いいね。庶民の味方だね。
 この見た瞬間解る団地感のある室内写真に、綺麗事だらけのイメージ戦略本じゃないと思わせてくれる安心感を覚えます。

 実際、この面積で2人でと考えるとめちゃくちゃすっきり片付いたお家だと思います。
物の密度が気持ち良いすっきり具合だもの。
 これ、同居人が一緒にやってくれる、また散らかさない、基本的に視覚密度の感覚が同じ程度の人だから成り立ってるんだろうな。羨ましい。(あと持ち物量の多くない人。)
 うちなんかは同じ家に居る人と密度に対する共通認識が出来てないから、完全に好きに出来るのは自室だけだもんね。
(作者さんはこれを話し合った上で確立しています。素晴らしい。)

 家事が『しやすい』かどうかは使う人次第ですが、作者さんがどういう風に動きたくてこういう工夫をしていますと言うのを、完璧にノウハウとして自分の中で持っていると言うのが伝わってくる本です。
むしろこの本を読んでの感想は「ためになった~」よりも「気持ち良く生活してるなぁ」とニコニコしちゃう感じでしたもの。

 ところでノウハウ本は、読者側の注意点として、『取り入れたいと思い、実際に取り入れられるものだけ』を選ばないとダメですよね。
どんなに優れたノウハウでも、自分の性格や環境に合わないものはあるわけで、「真似出来なかった自分はダメダメ」とか思っちゃったら勿体ない。
ひとつだけでも身になれば儲けもん、と思って実用書は読んでいきたい―。