元モンスター描き。 諸々の感想と近況ブログです。   since2005.05.15
余白は大事だけど
 整理整頓してますとね、ギュウギュウ詰めるのはみっともないなぁ、余裕ある収納にしなくちゃね―と頭ではわかっているのですが、同じ種類の物は同じところに詰め込みたいのと、そこそこみっちりしなきゃ倒れて来るんだよ物がと言う二大理由のために、割と9割方は埋め収納してます。
またパズルみたいにはめるのが上手いもんで、返って徒になると言う…。

 さて、以前からどう詰め込んでもちょっとだけはみ出るんだよと言う靴下の引き出し。
ようやくタイツの予備とか、ストッキングの開封してないやつ等々、消費が進んで同じ引き出しの中に収める事が出来ました。
(買うとまた入らなくなるんだけどさ。)
 いやー、まとまるとすっきりはするよね。

 あと私的に本棚とか、がらがらで本が横倒しになりそうなのより、ぴっちり端から端まで埋まってる方が見ていて落ち着きます。
物のちょうど良い埋まり具合って、感覚だよね。
白いへび眠る島

 三浦しをんの改題本。
割と初期…の作品なのかな?彼女らしさの片鱗は見えるものの、他の作品と比べて全体的な印象にもう一歩だけパンチが欲しかった。何がどうと言う悪い所はないんだけど、こじんまりした感じ。
 勿論ストーリーも惹かれる設定だったし、十分過ぎる程ファンタジーで…って、あ、これか。
 今までこの人の作品は、リアル世界の話ばかり読んでたから、オカルトやファンタジーが入ってきた時の『半端なオチ許すまじ』の審査がきつかったのかもしれん。
 きちんとそれと分かるようにして終わらせているファンタジーで、かつ書下ろしの追加章で、完全にファンタジーを公言して完結させてるけど、恐らくこの人のファンタジーと言う飛び道具無しに現実を処理して行く力強さや機智に惚れこんでいたが故、今回もリアルな方向での解決を見たかったんだろうな、私。

 しかし島にまつわるオカルティックな設定は、この人じゃなければものすごく怪奇、ホラーとしか思えません。(何だろう、常に地に足付いた感じしかしない彼女のキャラたちは。)
 島で生まれた長男たちは、歳近く生まれたもの同士で仮初の兄弟と言う縁を繋ぐ。これを持念兄弟と言って、その絆は片方が墓に入るまで続く。
持念兄弟は互いを助け合い、共に一組の石のペンダントを持つ。
 もうここら辺で、怖いもんね。
双子屋かよ、テレパシーでもあるのかよ。(と言う疑問を調べに来ている民俗学的な大学生と言うお決まりのキャラも居る。)
 島には白蛇と娘が結婚して血を繋いだ神主一族がおり、彼らの背中には鱗が付いている特別な存在。
そして島には謎の『あれ』と呼ばれる様な化け物がおり…―。

 島の大祭が間近に迫ったとある日、主人公はこの島に帰ってきます。
ここからどんなオカルトな話が…と思うのですが、ファンタジーとは言え、基本的にはきちんと(?)人間を描く方向で話は進み、安易に不思議に逃げている話ではありません。
普通に面白いし。
 ただ、三浦しをん作品だと言われると、その中では下の方かなぁ…と。
 もうこの人に関してはどんどんハードル上げてっちゃうな。期待度が高すぎて。
粛々と交換
 持ち物の量は管理出来る量だけ!とか物減らしをこなしていると、一次的にピタッと物を買う事がなくなる時期が来るんですが、グラフが階段状に下がっていくように、以降も全体的に物を欲しがる度合いはかなり少なくなったと思われます。
 それでも残る買い物の機会と言うのが、『今あるものより目に適う物があった時』と『故障や消耗で物がダメになった時』。
うん、新しい『何か』は持ち込まないんだけど、今すでにあり生活が上手く周っている部分の交換ものはね、そりゃ買うわね。

 で、特に服の数を減らしてからは着ない服が減った故に、一枚一枚の回転率が高く、当然ヘタるのも早い。
中でも下着類ですよ。
 そもそもから消耗品と言われる部類のものですが、下は良いわ、交換時は解りやすい。
けど、上。つまりブラ。
こいつがやっかい。
 嘘だろ?と思うんですけど、使用回数30回~100回くらいで寿命とか言うんですよ?(手洗いの時)
…えー、あれが30回ものと思ったらとんでもなく高価じゃない??(;´Д`)
まぁせめて100回の方を信じたい。or1年説。
(あと苦笑いせざる得ない話として、カップの大きいブラの方が早く摩耗すると言う。あはは…。)
 ローテーションが入るものだし、一概に言えないんだろうけど、数が減った最近は確かに―ちょこちょこ買い替え出してる気がする。
 今回はとりあえず買ったはいいがしっくりこなかったやつと古くなったやつを下げて新しいものと入れ替え。
こまめに買うとなると、常にその時欲しいやつ、好みのやつを買えるからそこはいいね。
 好きで大事なやつほどとっておきがちだけど、旬の内に使い倒さないと本当は勿体ないし。(経年劣化もあるので、使用してなくても2年はアウトっぽい。)

 最近じゃ服もバーゲンはほぼ無視してて、今必要で、今着るやつだけを見るようになってきました。
定番物なら次シーズンまで寝かせておいてもいいんだけど、計画性ないから、必要に迫られて買うくらいが私にはちょうどいいのかもなぁ。失敗しない買い方としては。

 あと、毎日毎日使ってるからこれもヘタれてきたパスケース。
うーん、いつ買ったっけ?
 気に入っているので同じのを買おうとしたけど、もはやどこにも見つかりません。
仕方なく比較的似ている、でもテイストの違うものを購入する事に。
 以前なら交換してから少しは未練だか保険だかのつもりで、前の物を置いておいたんだけど、もうあっさりと捨てられたわ。
めっきり捨てハードルが低くなりました。
アメリカ文学のなかの子どもたち

 アメリカ文学と聞いて、何一つ「なにがあったっけ?」と答えられない私です。
…ちょっと気持ち悪くなり、このタイトルだと分かり易い所を押さえてそうだと読んでみる。
 そうするとははぁ、ハックルベリー・フィンとか若草物語、あしながおじさんかぁ。
これは有名どころでした。
アメリカのイメージなかったけど。(いや、若草物語は南北戦争だったな、確か。もろアメリカだったわ。)

 さて、内容はかなり深く掘り下げた文章で、ちょっと小難しくもある。
紹介本とか生ぬるい感じでなく、タイトル通りアメリカ文学の中における子供たちがどんな意味を持ち、持たせてきたのか。そしてその作品のテーマを探り出し、どんな部分にそれが表現されているかを読み解きます。
…うん、国語の授業が一瞬頭を過ったな。
 例えば子供が未知の冒険へ出る時、それは子供から大人へ近づくためのイニシエーションであり、そこでは性と死のどちらかに触れる事となる。
そして何かを失って、子どもは子供時代に別れを告げる―。
 意味ありげだね。
他にも家族や文化、自然など、いろんな切り口で解説は続きます。

 作品として楽しむのではなく、こうやってテーマや表現を考えて読み解いていくのって、どうも私の本の楽しみ方には入ってないようでピンとはきませんでした。
より深い理解は出来るけど、考えだすともうお話としては楽しめなくなっちゃう。
 そう思っていたら、トムソーヤの話の辺りで、『少年らは皆船乗りになる事に憧れ続けるが、いざなってみるとあれだけ魅力的に見ていた水の流れをもう純粋に見れなくなって、永遠の憧れを失ってしまう』とか解説されていた。
まさにそれだわ。
 私は、単純に『読書』が好きだから、『本を学問する』事はこの先もないな、と妙な感慨に終わった本です。
高確率の本バザー
 家人がウン十年と溜め込んで来た蔵書を整理し出しました。
とうとう私の整理整頓捨て祭(常時開催)に感化されたか!(違う)

 まぁ言うてもちゃんとした本棚なんてないので、十年くらい前に私が家中に散らばる本塚を掻き集め、衣装ケースのでっかいプラ箱に詰め込んで、それを物置にギュウギュウと何箱も詰め込んだ状態で終っていたもので、さすがに読んでいない、あるいは取り辛いと気づいたのか(遅いな)やり始めた模様。
一箱開けては処分を始めています。
 うん、これだけ読んでないんだったら妥当だろう。
 なおその中に私の本は一冊たりとも存在しません。
自分の本はそもそも買って読んだら友人等に回し、帰ってきたらもう一回読んでリサイクルor借りて一回読むのどちらか。繰り返し読まない派なんで。
自室の棚の一角に流動的に置いておけば済むくらいなもんですわ。

 で、捨てるならまぁその前に私が読むわ、と休日に家人と本のバザー状態。
部屋中に積み重なる本塚。
やだ、楽しい。(*ノωノ)
 私の本好きなんて家人から感染されたみたいなもんですからね。
普段私が目にしない様な古い本から、知ってるわと言うもの、逆に私があげた本まで、より取り見取り。
 家人は推理、ホラー、歴史、文学あたりが趣味。
私はホラーとたまに歴史くらいかなぁ…。推理ものは長編は疲れるので短編あたりで面白そうなものを抜き取る。
 ホラーも、時折出て来る蠅男とか、なんでこんなニッチな古典あたりを攻めるのかね?
私が及びもつかないB級臭漂う海外翻訳物のモンスター系もあった。…そこら辺は避けて、歴史と綯い交ぜになった妖怪系をチョイス。
文学はパス。ここら辺はいつでも読めるから、あえて取り置きしなくても良し。
 さすがと言うかなんというか、そこそこ高確率で読む本がありました。

 これらは私が外出する時や読む本が切れた時とかの時間潰し用としてしばし確保させていただきます。
そして外出先で処分させていただこう。
 …なんせ日焼けと虫食いと謎の汚れが激しくて、多分これ、家のじゃなきゃ触るのためらうオンボロ具合だよ…。外カバーももれなく無い。
 しかし家人の作者チョイスの傾向は把握出来るラインナップばかりでした。人様の本棚って、面白いもんだ。